ベトナム版三面記事って興味あるでしょう!!
ベトナムで仕事をしている人であれば、恐らくはご存知?の「ベトジョー」と言うニュースサイトがあります。
年末年始の記事で、10大ニュースや、ベトナム国内でのGoogle検索キーワードランキングなどが紹介されており、国が違えば興味対象も違うんだな−などと感心していました。
その中でも、日本に住んでいたら絶対に知ることの無い、ベトナム版三面記事を紹介します。
ベトナムに来て間もない頃はこう言ったニュースにも、いちいち驚いていたのですが、1年半も住んでいると、当たり前になってしまいます。
パッと見ると、単純に笑えるニュースなのですが、実は、これらのニュースはベトナム社会の凝縮版だったりします。
This is Vietnam!!と言う内容のニュースなのです。
それではランキングです。
第一位
恋人の日本人男性から大金を窃盗、ベトナム人女が御用
26歳の女性が“年の離れた日本人男性”から6000USDの入った封筒を盗んだと言う事件。
この女性は男性が住む、“高級マンション”を時々訪れていたらしいので、この男性は、お付き合いしている、“彼女”だと信用していたのでしょうね。
“年の離れた”とありますが、何歳なのでしょうか?
この年の差カップルについては、私、前科者なので、あまり人様の事をとやかく言う資格はありません。
お金を盗んだ女性は勿論悪いのですが、盗られた方も悪い!
まともに、女性の写真がモロに掲載されてしまっていますが、大丈夫でしょうか?可愛らしい女性なので、同情してしまいます。
このニュースで一番ベトナムっぽいのが、男性がこの女性に対して、「贈り物をする」と約束していたので、大金もプレゼントの一部だと思った。。。。と言う所です。
本気でそう思っていたのか?苦し紛れの言い訳なのか?分かりませんが、これぞ、This is VIetnamです。
第二位
ホーチミン:「過激ビキニショー」でダムセン公園に罰金4500万VND
ダムセンウオーターパークと言う親子連れなどで賑わう公共の場所で「過激ビキニショー」を開催したと言う事件。
動画を見る限り、腰を激しく振る、オイオイ。。。と言うレベル。。。ただ、子供を連れて来た、お父さん達はさぞかし楽しかったでしょうね。
このあたりの、どこまでがOKでどこからがNGか?判断がつかないのも、This is Vietnamです。
第三位
ホーチミン:中心部で悪名高いクラブまた摘発、麻薬を多数押収
“ホーチミン市警察麻薬犯罪捜査警察部(PC47)と1区警察から成る捜査隊”と言う何とも激しく物騒なお役人さん達が、クラブの捜査を行い、麻薬を多数発見し、押収、使用した者を逮捕したと言う事件。
私はホーチミンで清く正しく暮らしているので、こう言った所は無縁なのですが、この手の事件はとても多いです。
捜査時に300人も客がいたとの事なので、相当大きな施設なのでしょうね。
クラブのVIPルームで麻薬を使用していたと言うことは、仕事をせずにフェラーリやベントレーを乗り回している様な成金のバカ息子達でしょうか?
ちなみに、この国では、●●で大抵の事は無かった事にする事が出来ます。
これも、又、This is Vietnamです。
第四位
韓国人男性とベトナム人女性の違法な集団見合いを摘発
メコンデルタ地方に住む貧しい女性と韓国人男性をホテルに住まわせ、違法な結婚斡旋をしていたという事件。
何が違法か?と言うと、恐らくは、結婚前のベトナム人女性が外国人と一緒に住んでいたと言う所だと思います。
この国では、ベトナム人女性と、我々外国人は観光地のホテルでも同じ部屋に泊まることが出来ません。
法律で定められています。ただ、これにしても、抜け道はいくらでもあります。地獄の沙汰も何とか次第と言うやつです。
観光地だけではありません。自分の彼女を私の部屋に入れることもダメなのです。。。
変な所が厳しく、変な所が緩いのも、This is Vietnamです。
第五位
また「阿部定事件」、嫉妬で逆上した妻が夫の局部を水路に捨てる
そこそこの年齢を重ねた方々は、記事のタイトルを見て“あ〜あ〜”と分かります。
かみさんに男性の何をちょん切られてしまいました。。。
また、“また”とある様に、ベトナムでは何度か、この手のニュースが流れます。ベトナムはニュースの対象にならない様な超田舎エリアも多いので、実際には1年間に何本も、ちょん切られてしまっているのでは無いでしょうか?
似たようなニュースもありました。
・夫婦喧嘩で局部を強く握られた夫がショック死、妻逮捕
・妻が夫の局部切断 なんと2回目
・妻の浮気に激怒、自ら性器を切断
どうやら、この国は怒りの矛先が、“何”に向いてしまうようです。
ベトナム人女性はプライドが高く、嫉妬深いのが特徴です。これは、私も痛感しています。This is VIetnamです。
私が勤務しているDiSTANCEと言う会社はニュースサイトの運営や、塾、飲食店なども展開しているので、何かしら成功させて、ベトジョーで取り上げられてみたいものですね。
ただ、目下のところ、一番確率が高いのは、スキンヘッドの日本人が“こんな悪い事”をして捕まったとか、浮気をして、ベトナム人のカアチャンに“何”をちょん切られ、窓から外に放り投げた所、犬が咥えて行ってしまった。。。でしょうか。
日本ではキチンと不真面目に生きてきたので、ベトナムでは、心を入れ替え、清く正しく行きなくてはいけません。
ベトナムに限らずASEAN地域は直情的ですよね。女の事件簿はニュースにして面白いので目にしやすいですが、男の事件もたまに目にします。
まあ、大抵が駆け落ちしたとか無理心中とか相手の旦那をぶっ刺したとか会社の金を….とか、阿部定とは違う様相を呈してきて見ているこちらも身につまされます。
いずれにせよ、慎ましく穏やかな一年を送りたいものです。
“直情的”まさにその通りですね。良くも悪くも、ASEAN地域の人々の特徴です。海外で暮らす様になると、“グッと”堪えると言うのは日本人特有のものだと判ります。刀は持っていませんが、日本男子として、武士道精神を腹の底に持っていたいです。