世界のHONDAに行く。ワールドワイドのサービス体制は素晴らしい!ベトナムではバイクに乗るべし!
私の愛車はHONDAのLEADなのですが、先日、大雨の中大きな水たまり(と言うより池状態)を通過して以来、タイヤの回転に合わせて、“シュッ、シュッ”と言う音が出るようになってしまいました。
これは素人目にも、前輪のディスクブレーキに何かしら異常がある事が分かります。
余計な出費を避けたい所なのですが、バス以外の公共交通の手段が無いベトナムで、バイクは欠かせない“足”なのです。
ベトナムでは圧倒的にHONDAがシェアナンバー・ワンです。
次はYANAHA。
お金持ちのお坊ちゃん達は爆音を響かせ、HarleyやDUCATIと言ったバイクを乗っています。
私のアパートの近くにはKTMのショップがオープンする様です。
HONDAのショップは街中に結構な数があります。
Google Mapで“HONDA”を検索すると、多数ヒットします。
以前、働いていた時、通勤途中にも大きなショップがあり何度か行ったことがあるのですが、交通の便の良い立地で大型店だったので、何時も混んでいるのです。
簡単な修理でも1〜2時間待ち、混んでいる時には半日待ちと言う事もありました。
半日、待ちはなかなか、辛いです。
“足”である、バイクが囚われの身なので、ショップ近くのカフェで時間を潰すしか無いのです。
現在の2区の住まいの近くにも、ショップがあるはずです。
Google Mapで検索をしてみると、ありました!
それも、近い(約2Km)!
それに、方向音痴の私でも大体の場所が分かります。
今朝は午前3時前に起きてしまい、一日が長いのです。
修理に出掛けましょう。
通勤時間帯なので、道は多少混んでいましたが、10分程度で到着です。
さて、問題があるのです。
以前は、ベトナム人の同僚に付き添ってもらったり、修理担当と電話で話したりして貰っていたのですが、今日は私一人です。
“タイヤの回転に合わせて、ディスクブレーキから異音がします”なんて、ベトナム語で説明出来るはずがありません。
誰か英語の話せるスタッフがいたら助かるな〜
欲を言えば、美人♥で英語が話せるスタッフがいたら良いな〜
Head Tuong Nguyen 1
自宅から最寄りの、このショップですが、大きな道路に面しておらず、こじんまりしたお店です。
ショールームと修理スペースが隣り合っています。
幸い、対応してくれた、お姉さんが英語を話せたので、調整して貰いたい箇所を説明する事が出来ました。
※この女性もそうだったのですが、スキンヘッドにサングラスはどうやら、無国籍ルックの様で、“どこの国の人”か、聞かれました。
ここも、以前、行ったことのあるショップも、何しろ対応が丁寧で素晴らしいです。
受付担当のお姉さん達は、明るく、親切が当たり前かもしれませんが、つなぎを着ている、修理担当のスタッフまで素晴らしいのです。
日系の企業が海外でこう言ったサービス展開をしているのは、日本人としれ嬉しい限りです。
泥水に浸かり、ディスクか、パッドに無しかしら異物が挟まっているのでは?程度に考えていたのですが、どうやら、ディスク、パッドとも交換時期との事です。
中古を譲り受けて、約2年間。
無茶苦茶な運転をして来ましたからね〜。
ディスクもパッドもすり減っていて当然です。
ついでにオイル交換もして貰います。
これで合計734,000VND(約3,670円)
貧乏生活の我が身としては痛い出費ですが、仕方がありません。
朝早かったので、他の修理車両も無く、直ぐに取り掛かってくれます。所要時間は約1時間。
ショップで新車を見せて貰う事にします。
ピッカピカの新車は良いですね。
日本では、125や150ccのスクーターって、こんなに種類ありませんね?
日本より多少割高程度だと思うのですが、今の私には逆立ちしても買えませんね。
営業担当のお兄さんが来て、色々と説明をしてくれるのですが、“ごねんね〜おじさん、貧乏なのでバイクなんて買えませんね〜〜”
冷たいお茶まで用意してくれました。
バイクに乗るべし!
ホーチミンに住んでいる日本人でバイクに乗っている人は多くない様に思えます。
駐在員の場合は、会社から乗ることを禁止されている場合が多い様ですし、日本と比較するとタクシーが安いので、タクシー利用者が圧倒的です。
排気ガス吸わなくて済むしね。
でも、本当にベトナム生活を楽しむのであれば、出来ればバイクに乗って欲しいのです。
街中で圧倒的なバイクの波に飲み込まれて欲しいのです。
運が悪ければ事故も起こすと思いますが、私の様に無茶な運転をしなければ、そんなに危険ではありません。
私は2度、大きな事故を起こし一度は鎖骨を折り入院〜手術しました。
果敢にも?初回は四駆の大型車に突っ込み、二度目は観光バスに潰されそうになりました。
安全運転を心がけ、交通の流れにのってさえいれば良いのです。
免許証?
要りませんよ!(お巡りさんに捕まらなければね)
物凄い数のバイクの中で、捕まるのは、よほど運が悪いと言う事になります。
私は、走っていて、お巡りさんの姿が見えると、他のバイクの影に隠れる様にして通り過ぎる事にしています。
何故、バイクに乗った方が良いのか?と言うと、バイクに乗って初めて分かる事が多いのです。
これは、タクシーの中から、外を走るバイクを眺めていても分かりません。
交通のマナーであったり、お年寄りなどの交通弱者に対して、恐ろしいほど無慈悲であったり、突然のスコールの中をびしょ濡れになって走るのも楽しいですね。
少々大袈裟かもしれませんが、郷に入っては何とかです。単にバイクに乗っていると言う行為からベトナムの国民性だったり、文化も見えてきます。
又、地図やナビを使わずに適当に走り、そして迷子になり、偶然見つけたローカルカフェに入る。。。これは、タクシーでの移動では無理ですね。
彼女を後ろに乗せてホーチミン市内をバイクで走ると言う夢?も実現しました。
それは、それは楽しいですよ。日本人には、ローマよりホーチミンの方が良いかもしれません。
彼女が運転する、バイクの後ろに乗せて貰った事もあります。
これは、下手をすると、キューティーハニー状態になります。
※昭和生まれの人には分かる。。。
失礼しました・・・!