後ろ姿に気をつけて、オシャレを楽しもう in ホーチミン
私は昔からジーンズ命!です。
子供の頃はBOBSONなんて履いていましたね。
それに、当時はデニムやジーンズでなく「ジーパン」でした。
ジーンズで仕事が出来ること!!
これが、仕事探しの上で最優先だったことさえあります。
残念ながら、ホーチミンで一人暮らしを始めてから短パンの快適さに負けてしまっています。
今、短パンから伸びた細くて短い足は真っ黒けです。
この足は、自由業と健康の証だと思っています。
ジーンズ命と謳うからには、さぞかし高価なビンテージジーンズを履いていると思っていますね?
残念ながら、私のお気に入りはUNIQLOのジーンズなのです。
それこそ、501から古着まで履いてきましたが、結局、たどり着いたのはユニクロのスリムです。
ウエストサイズから長さ、ももの太さまで、柳井さんが私の為に作ってくれたのか?と思うほど、ジャストフィットなのです。
バイクで車に突っ込み、鎖骨を折り、入院〜手術した時に一番悲しかった事は、気に入っていたジーンズに穴を開けてしまった事なのです。
実は、ベトナムにはUNIQLOが無いのですが来年の秋、ホーチミンに進出しますよ。
ベトナムの若者もジーンズを好んで履いています。
でも、何か変なんです。
特に後ろ姿が変なのです。
ジーンズ命の私は2年3ヶ月前、ホーチミンに着いた途端に、気がつきました。
ポケットの大きさと位置が微妙に変なのです。
ホーチミンにも、リーバイスやリー等のオフィシャルショップがあります。
ただ、ジーンズは日本とほぼ同じ価格です。
という事は、下手をするとベトナム人の給料の三分の一もするのです。
これでは、一般庶民にはなかなか手が出ません。
彼らが履いているのは、本物のバッタもん?です。
ホーチミンでも中心地からすこし離れると路肩にジーンズを山積みにして売っているお兄さんを良く見かけます。
正規品の横流しや、傷モノでなく。
正真正銘のニセモノですね。
じっくり見た事が無いので、縫製や生地の品質は分かりません。
ただ、確実にポケットの大きさや位置が『嘘』なのです。
ジーンズのお尻のポケットは何のためにあるのでしょうか?
わたしは物を入れるためでなく、お尻を綺麗に見せるためのアクセントだと思っています。
財布でパンパンになったポケットを見るとダッセー、と思ってしまいます。
ジーンズが似合う女性のお尻を見るとナデナデしたくなってしまうのですが、これだってポケットがあるからですね。
もし、ポケットがなかったら「桜の花びらが乗っていない、木村屋のあんぱん」のようで、絵になりません。
わたしは『こんな見てくれ』なのでベトナムの街中を歩いていると、とても目立ちます。
殆どのベトナム人が歩く私を目で追います。
通り過ぎた後も、彼らは後ろ姿を見ています。
スキンヘッドの後頭部なんてベトナムでは珍しいからね。
なので、歩くときは後ろ姿を常に気にしています。
着る物にも気を遣います。
たとえ、近くのスーパーに行く時でも、何を着て行こうか?考えます。
組み合わせ数など、たかが知れていますが、今日会うのはオシャレな女性なので、淡いピンクのコットンリネンのシャツを着て。。。
今日は、仕事関係の人なので、短パンはゆるして貰うとして、上着だけはボタンダウンのシャツなどを選びます。
カチッとした中で1箇所だけユルい部分を作るのが好きです。
ボタンダウンシャツにコットンの短パンを履く。。。ここまでは、普通なのですが、足元はビーチサンダルです。
それも、一番安いやつです。
ダメージジーンズに仕立ての良いシャツを合わせるのも好きです。
ちなみに、スポーツサンダルは中途半端なので、大嫌いなのです。
私の姿格好を知っている人からは、笑われてしまいますが、子どもの頃から「ファション」や「お洒落」に興味があります。
昔、ファション通信を欠かさずに見ていました。
今はBSですが、昔は地上波で放送していましたね。
大内順子さんと言う、やたらにでっかいサングラスを掛けた評論家が、解説をしていました。
当時、おーとくちゅーる?ぷれたぽるて???と思いながら、海外のファッションショーを見ていた記憶があります。
今日、「アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー」を見ましたが、とても良い映画でした。
映画公開後もバリバリ現役のアイリス・アプフェルのドキュメンタリーなのですが、彼女の色彩感覚やアクセサリーの組み合わせの素敵な事!
今は、金銭的な理由で服を買うことも出来ませんが、将来は、赤だろうが、ピンクだろうが、自分の着たい服を着たい!と強く思いました。
※この頭にそんな物を着たら、ガーさんに叱られてしまいます。