そしてMoMAに永久保存の辞書が完成したのでした。大切にします。
実習生は上履き、シャツ、靴下まで同じ物を身に付けるのがルールです。
ヘアスタイルだって、男性は短く刈り、女性の長い髪は頭の上にお団子を作らなでくてはいけません。
実習生は着ているもので個性を出すのは難しいのです。
なので、ノートや筆箱は好きなものを揃えています。
韓国の人気グループやドラえもんの絵柄が多いかな?
日越、越日の辞書も赤い表紙の同じ物を持っています。
先日、あるクラスで授業を行った際に、辞書の側面にきれいなイラストを書いている生徒がいました。
私が今使っている辞書はすでに日本に行ってしまった実習生の「おさがり」です。
実習生達が持っている物と一緒なので、何かしら個性を。。。と。先日、インデックス代わりに切り込みを入れました。
くだらない単純な作業でしたが、暇な日曜日にせっせと切りました。
長時間カッターを押さえつけていた人差し指の腹の部分が感覚麻痺してしまいました。
この程度の事で、指が痺れっぱなしになるなんて。歳を取るということは凄いのです。
さて・・・この切込みだけでは、満足できません。
キレイなイラストを書いていた生徒に「私の辞書も!」お願いしました。
果たして「私の辞書にも書いてね・・・」が通じたのか?不安でした。
待つこと数日。。。
授業が終わった放課後、教育部の部屋に上記の生徒が「作品」を届けにきてくれました。
「お〜〜っ!」
予想を遥かに超える超大作なのです。
MoMAコレクションの仲間入りです。
辞書の側面✗3面に見事なイラストが書かれています。
▼以前の持ち主ね。
これは大切にしなくてはいけませんね。
どうもありがとうございました。