金銭感覚がベトナム人っぽくなってきたこの頃です。贅沢は敵です!
ベトナムに来て間もない事は、派手にお金を使っていました。
日本からも結構な額のお金を持ってきていたしましね。
日本食のお店で食事をしても、日本と大して金額は変わりません。
ローカルな食事は驚くほど安いし、何も考えずに、“余裕!余裕!”と好き勝手に暮らしていました。
ギターを買いに行けば、手作りのアコースティック・ギターが10,000円です。
そのうち、エレキギターも欲しくなり、買って間もなく、楽器屋でギブソンを見つけて、レスポールを買ってしまいました。
バンドをやっていた若い頃とは違います。
手は2本しか無いのに、ギター×3本も買ってどうするのでしょうか。。。
デートでも、お金を使いましたね〜。
ちなみに、大学に行ったり、そこそこの家庭で育ち教育を受けた女性たちとデートに行っても、贅沢な事は言わずに、逆に、こちらが恐縮してしまうほど、遠慮をします。
あまり、和食を食べる機会はないだろうと思い、日本料理店に行くと、メーニューの価格を見て、遠慮しているのでしょう。
ほんのちょっとしか、オーダーしません。
“せっかく来たのだから。。。”と注文をしてあげると、喜んでたくさん食べてくれます。
ただ、水商売だったり、地方から出稼ぎの様な形でホーチミンに来ている様な女性だと遠慮は一切ありません。
日本人とデートをする時は、寿司やしゃぶしゃぶを食べるのが当たり前の様に思っている方が多いです。
※全員ではありませんよ。
ただ、仕方がないのかな?と言う事情もあるのです。
以前、時々会って、食事をした女性なのですが、田舎から仲間3人でホーチミンに上京して、レストランの厨房で明け方まで働いているのですが、給料は驚くほど安いのです。
その中から、実家に仕送りもしています。
単純に引き算をしても、1月で自由に使えるお金は数千円なのです。
そんな日常生活の中で、日本人のオッサンから食事を誘われたら、“ここぞ!”って言う気持ちになりますね。
彼女からのメッセージには、時々、画像も混じっていました。
安物の時計だったり、カラオケのマイクだったりします。
時計の画像には価格もありましたが、数千円です。こんなインチキ時計直ぐに壊れてしまいます。誕生日か何かでもう少し良い時計をプレゼントしてあげますよ。
カラオケのマイク画像が届いた時には、“何?”って聞いたのですが、お父さんがカラオケ好きらしいのです。
買いませんでしたよ。
結婚でもしていれば、お父さんですから、プレゼントしても不思議ではありませんね。
ケチな事は言いたくありませんが、意味のないプレンゼントはしません。
一人暮らしをはじめて、1ヶ月と少々経ちますが、段々と金銭感覚がベトナム人化してきました。
日本にいる時に財布を開き“高額紙幣”と言うと、5,000だった様な気がします。
今、同じ財布を開き、ベトナムドンを見てみると、100,000VND(約500円)が同じ感覚です。
1/10になったので、ある意味正しい感覚が身についてきたのかと。。。
黙っていても、食事が出てこない生活をしてみると、食べ物に全く、無頓着なのが良くわかります。
このブログを書く前に遅い昼ごはんを食べてきたのですが、昨日と同じレストランで同じメニューです。30,000VND(約150円)
以前、大して上手くないアイスアメリカーノに70,000VND(350円)も払っていたのが、信じられませんね。
食事の後に買い物も行きました。
外食と自炊でどちらが得なのだろうか?食材チェックが目的です。
パスタ大好きなので、真っ先に見ましたが、スパゲッティ一袋40,000VND(約200円)でした。
一袋で2食分あるので、1食100円ですね。でも、ソースを買わなくてはいけません。
※自炊といっても、当面、料理をする気はないのです。
・・・と考えると、食べに行ってしまった方が安くて早いのかな〜と思ってしまいます。
毎日、同じレストランで同じ料理を食べても、多分大丈夫だと思います。
お店の手伝いをしている子供に、この外国人貧乏なのかな〜と思われるのが恥ずかしいくらいです。
さて、買い物ですが、
バナナ29,000VND(約145円)
トマトジュース35,000VND(約175円)
非常用のカップラーメン16,200円(約81円)
梅干し30,000VND(約150円)
合計約110,000VNDです。
あっ! 100,000VND超えてしまった!!
ここまで、書いておいて、最後に引っくり返してしまいますが、質素な生活をしているのは、収入がないからですね。。。
これで、お金を稼ぎ始めたら、毎日、日本人街で1杯1,000円のラーメンを食べ、バカな買い物をしてしまうのです。
レスポールは重かったので、テレキャスターが欲しいな〜なんて。。。