This is Vietnamホーチミン交通編
ホーチミンで生活をする様になって初めて気付くことがある。
日本にいた頃には想像出来ない事である。
日本人感覚からすると、「おいおい。。勘弁してくれよ。。。」レベルなのだが、ここはベトナム。。そんな時は、This is Vietnamと言って諦めることにしている。
交通ルール無視
無視というのは、ルールを知っていてそれを破っている状態。ホーチミンのそれはルールを知らないのでは?と言うレベル。
まず、道という道は常時バイクで溢れかえっている。
こちらに来る前に、バイクの数は多いと言う情報は貰っていたが、予想を遥かに上回る数。
日本ではあっという間に捕まる、信号無視、一方通行逆走などは当たり前。
中央分離帯で仕切られている反対車線を走ってくるバイクもある。もっと酷いと、反対車線の歩道を突っ走ってきて歩行者が邪魔だとクラクションを鳴らす。
ちなみに、ノーヘル、4人乗りも当たり前。。。
警察の取り締まりは無いのか?と言うと、そんな事もなく、大きな交差点には結構な割合でお巡りさんは立っている。
ただ、あまりの交通違反の数に対してどうしようもないと言うのが実情っぽい。
交通整理をしている、お巡りさんの前を、ノーヘルで信号無視し通り過ぎても捕まえている所を見た事が無い。
ここだけの話、私は運転するにあたり、法律上持っていなければいけないある物を、実は持っていない。
なので、赤信号で停まった信号に、たまたまお巡りさんが立っていたりすると、少しドキドキしてしまう。
極力離れたところにバイクを止め、絶対に目を合わせない様にしている。
一度だけオフィスの前の見通しの良い直線で調子に乗って、フルスロットルで4輪車専用車線をかっ飛ばしている時に、100メートルほど先にお巡りさんらしき人影を発見、慌てて、アクセルを戻し、バイク専用レーンに合流したことがある。
ただ、時すでに遅し。。。私に照準を合わせたのか?走行中の私に近寄ってくるではありませんか。。。
おいおい。。こっちに来るな。。
ただ、よく見ると近くに白バイが置いていない。。。
そう!そんな時は逃げるに限る!
世間の非常識は私の常識だっりする。
お巡りさんの横をすり抜ける際にちょっと待て!(と、言われたのかな?)と肩を叩かれたが、アクセルを一気に開けて突破する。
今年は運転の際に必要な●●を取得するつもり。
交通渋滞
例えば、片側2車線の道路、直進するバイクと右左折するバイクは、交差点の真ん中ですれ違うことになる。
日本であればまず、当たり前だが信号を守り、直進車優先で譲り合うので、問題はないのだが、ベトナムは様子が違う。
赤信号になっているのに、諦め悪く突っ込んで来るバイクと青信号になる前に交差点に進入して来るバイクがお互いクラクションを鳴らしながら交差点の真ん中でがっぷり四つに組んでしまう。
バイクだけなら、まだ良いのだが、車が絡んでしまうと、ニッチもサッチも行かなくなる。
そんな時は、面倒見の良さそうな人が、はい。そこの車少し下がって!もう少しバックオーライ!と交通整理をしてくれる。
そんな時でも、すれ違うためにやっと出来た隙間に馬鹿な野郎がバイクの頭を突っ込んで来る。
日本では車両故障だの人身事故でしょっちゅう止まっていた鉄道にストレスが溜まっていたが、ホーチミンのバイク渋滞も相当なものだ。
2度大きな交通事故を起こしているので、私の性格を考えると、出来ればバイクには乗らない方が良い様だ。