お金が無いときに限って、iPhoneが壊れちまって、雨の中を散歩した一日
日本に行き、多少お金を用意する事が出来ました。
短い期間ではありますが、仕事をせずにホーチミンで暮らすことが出来ます。
・・・と言ったって、大した金額ではありません。
久しぶりに会った母親と美味しい物を食べ、日本製の衣類を大量に購入、ブログを書くためにポメラを新調して。。。ホーチミンで財布を開いたときには“あらっ？”という額になってしまいました。
これまでは、日本から持ってきたiPhoneを不正に改造して使っていたのですが、支払いが法人から個人に変更になるに伴い、SIMカードを変更しました。
その途端に、３G、４Gが使えなくなりました。
ベトナム人の友人は、Wi-Fiスポットで使えるから大丈夫じゃない！と言うのですが、方向音痴の私としては、初めての土地でグーグルマップが欠かせないのです。
右手はスロットル、左手にiPhoneがバイクに乗るときの基本形なのです。
マップをダウンロードしておけば使う事が出来ます、少々、大げさに聞こえるかもしれませんが、言葉の通じないホーチミン市内で迷子になることは、八甲田山で遭難するのと同じくらい危険なのです！
と言うことでiPhoneを買いに行く事にしました。
日本だったら、法人のまとめ払いだったので、ソフトバンクに行けば、何台でも法人口座引き落としで購入する事が出来ました。
SAMURAIWi-Fiの美人スタッフ、チャンさんに聞いてみると、信頼出来るショップがチャンさんの家の近くあるらしく、調べて貰った所中古の“SE”が約２００００円です。
ただ、容量が１６GBしか無いので、残念！
ホーチミンのあちこちにある、携帯ショップがあります。
店舗名は読めないのですが、黄色と黒の看板を覚えています。
実は、この店で、以前つきあっていたPhuongさん（当時１９歳）にスマホをプレゼントしてあげた事があるのです。
勿論、iPhoneなんて買ってあげられるお金はありません。アンドロイドの中古です。
確か、私が１万円だけ出してあげて、残りは彼女が頑張って払っていました。
※楽しかったな～
グーグルマップが無くてもこのショップだったら、場所が分かります。
まずは、換金所に行き、大事な大事な日本円から５万円だけベトナムドンにします。
thegioididong
（これで何て読むんだろう）恐らくはピンポンパンの様な感じ
ベトナム人も日本人同様、スマホ大好きです。
iPhoneの価格は、下手をすると数ヶ月分の給料に匹敵します。
昔からアップル信者なので、iPhoneは絶対なのですが、機種にこだわりがありません。
もっとも、Xはホーチミンで１０万円以上します。
SEか６か７狙いです。
当たり外れがあると言うので、やはり新品かな～
私の買い物は早い！
お目当ての“６の新品”が７４９００００vnd（約３７４５０円）を見つけたので５分で終了！
何時までも、商品を迷っているのは、格好悪いと思っています。
日本でROLEXのサブマリーナーを買った時もそうです。
店員さんが、ガラスケースの中から出した後、カウンターのフカフカクッションのトレーに乗せてくれます。
店員が白い手袋をして、さ～！ゆっくりとチェックしてください！と私に差し出します。
私：チェック要らない。
店員：えっ？傷などをチェックしてくださいね。
私：腕にはめていれば、どうせ傷がつくんだから大丈夫。
・・・で終了。
１００万円位の買い物５分で済ませるのが江戸っ子です。
店員：お客様こちらが、保証書、ケースです。
私：ケース要らない。ゴミになるだけ。
買ったばかりの時計を腕につけ、保証書はポケットに押し込み、店を出ます。
店員が見えなくなったあたりで、“ケース貰っておけば良かったかな～”と後悔します。
これまでに、３度、気合を入れて時計を買いましたが、３回とも同じ展開です。
馬鹿は死ななきゃ治らない。。。
“おまけ”が大好きなベトナム人です。
大容量のバッテリーとライトニングケーブル、フィルムを貰いました。
これも、要らないって言ったんだけどね、お姉さんの“プレゼントです”って声が可愛かったので、貰ってしまいました。
馬鹿は死ななきゃ治らない。。。
機種のこだわりは無いのですが、ケースが嫌いでバンパー派です。以前、使っていた物がそのまま流用出来たのでラッキーでした。
無事に買い物が済んだので、バイクで１０分程度のお気に入りのカフェに行き、ブログを書こうと思ったのですが、走り出した途端に何とかをひっくり返した様な土砂降りです。
レインウエアは着ていたものの、全身ずぶ濡れで引き返してきました。
そうだ！日本人ばかりの街が嫌で引っ越してきたのに、わざわざ、出かける事は無いじゃないか！
アパートの近くを散策しよう！
大雨の中を散歩します。
昼間は無用の長物ですが、ダナーのマウンテンライトは雨の日には最強です。
ビーチサンダルのベトナム人が水たまりを気にしながらぴょんぴょん歩いている横をジャバジャバ歩くことが出来ます。
裏道は完全に水没状態。
以前から書いていますが、アパートを出て、右方向はちょっとリッチエリア、左はお財布に優しいローカルエリアです。
今日は予定外の散財をしてしまったので、選択肢は無く右方向へ。。。
こっちの方は安くて美味しそうなお店が本当にたくさんあるのです。。。
このあたりを歩くと嬉しくていつもニコニコしてしまいます。
今日の夕飯は
MI QUANG 76
ブログの食レポであれば、メニューや場所、営業時間が必須との事なのですが、残念ながら興味は無いのです。
どうせ、紹介しても、ここまで食べに来る人は居ないでしょう。。。
こんなお母さんがいて、こんな料理が出てきます！くらいしか書けません。
後ろ姿ですが、裸足のこのお母さんだって、綺麗な人ですよ～
本当にベトナム人女性は働き者で美しいです。
ベトナム語が話せれば“ぼっ、ぼっ、僕と結婚してください！”と言ってしまいそう。
傘をさしていたので、入り口付近のフロアに置こうと思ったら、中で食べている、お兄さんがテーブルの上に置いて大丈夫だよって英語で教えてくれました。
日本人としては、少々抵抗があったのですが、
お言葉に甘えて。。。（勿論、帰るときはシャツの袖でテーブルを拭きました）
美人のお母さんが作ってくれた麺料理です。（料理名分からず）
平打ちの麺なのですが、綺麗な黄色です。
とろとろの豚肉、ハム、別盛りのおせんべいの様な物は、手で割って器に入れるんだよ！とお母さんが教えてくれました。
お値段は３５０００vnd（約１７５円）です。
料理が出てくるまでに３分、食べるのに５分です。
こういったローカル料理、ローカルなカフェに徹すれば、所持金が減ったも、仕事をしないで生活をする事が出来ます。
そのうち、何かしら出来る仕事があるでしょう。。。
