ケルン・コンサートを聞きながら「これで良いのか?」考える
現在、6月23日の午前10時半です。
気温は34℃ですが、今日は40℃近くまで上がりそうです。
キース・ジャレットの「ザ・ケルン・コンサート」を聞きながらPCに向かっています。
ジャズの名盤とされていますが、キース・ジャレットの演奏中に出すうめき声が、どうも苦手で敬遠していました。
ただ、数日前ある方が雑誌でお勧めをしていた「The Melody At Night, With You」を聞きました。
「い〜ですね〜」
最近、一生懸命聞くというより、なんとなく曲を流している時間が増えました。
そしてiTunesのレコメンドから、「ザ・ケルン・コンサート」にたどり着きます。
今日は火曜日です。
一般的には「平日」です。
平日の午前中、仕事をしないで私的なBlogを書いていると少々罪悪感を感じます。
「仕事をしないで」というより、「仕事もしないで」と言う表現の方がしっくりきます。
コロナ以降、生活すべてが変わりました。
コロナウイルスに関して、日本では現在進行形だと思いますが、ここベトナムでは過去形にしても良いかと思います。
日本にいる時はもちろん、ベトナムに来てからも数ヶ月前までは、「平日」と「週末」が交互にやってくる生活を送ってきました。
この2つの繰り返しによって、バランスが保たれていました。
金曜日の夕方になれば、「あと少し!」と明るい光が見えてくるし、仕事が終われば開放感を感じます。
週末になれば、美味しいものを食べたり、夜ふかしをしたりします。
日曜日の夜、サザエさんが終わったあたりで少しだけブルーになることもありました。
そして夜が明け1週間がスタートします。
「このリズム」が完全に身体に染み付いていたのです。
Blogではちょこちょこ書いていますが、現在、月水金の週3日勤務です。
感覚的には平日と週末が一日置きにやってきます。
これが、なかなかややこしい。。。
例えば、昨日は月曜日なので出社日でした。
昔で言えば「平日の中の1日」なのですが、現在は「休みの前の日」なのです。
アパートに帰ってくれば「明日は休みなので」気楽なもんです。
リクエスト通りに用意をしてくれた山盛りサラダを食べ、野菜のスープを飲み、夜はBBCのミステリードラマを見ながら氷入りビールをチビチビ飲みます。
さて、明日は何をしようか〜などと呑気に考え、ベッドに入ります。
正直なところ今の生活は「楽ちん」なのです。
大学を中退〜職を転々としていた「日本時代」に、この「楽ちん」は危険でした。
仕事や生活などしっかりとした基盤があれば良いのですが、フラフラと生きてきた私にとって「楽ちん」な生き方をしていると明日がありません。
早朝から夜中まで仕事で埋めて非効率な生き方をしていました。
将来の見通しが立っていないのは当時と同じですが、「楽ちん」の上にあぐらをかいて日々を過ごしています。
これが精神衛生上あまりよろしくありません。
昭和40年生まれの私の中では、朝から晩まで働くことが、「清く正しい生き方」です。
現在、55歳です。
定年があるとしたら、後10年間雇われ働くことになります。
幾つになっても、働くことが生活の中心である事に変わりありません。
今後、生き方、働き方がどっちの方向に向かうのか?とても楽しみなのです。