食べて、出して、寝て、時々仕事をする平和な日々:ハノイ編
前回の更新が8月2日だったので、2週間以上間隔が開いてしまいました。
更新こそしてしませんが、800本以上ブログを書いてきたので、「ブログ頭」になっています。
日々の暮らしで「あっ!これ書こう!」と思うことがたくさんあります。
でも、この程度の事をわざわざ書く必要も無いのかな・・・で終わってしまいます。
私の場合、ブログ更新=安否確認なので、時々は書く必要があります。
日本は連日、気の毒に思えてしまうほど暑いようですね。
浜松市では熊谷市の持つ最高気温に並んだとか・・・
埼玉県育ちの私として少々悔しく感じてしまうのですが、よくよく考えてみれば、暑くたって何の自慢にもなりませんね。
でも、少し悔しい。。。
日本でこれだけ暑いのだから、東南アジアのベトナムはさぞかし暑いと思っているかもしれませんが、残念でした。。。
ハノイは本日曇っていて最高気温は27度です。夜は24度なので、エアコンはもう必要ありません。
真夏は瞬間的に日本より温度が高いこともありますが、全然大丈夫です。
「ヒャ〜〜暑いな〜」と笑って過ごせます。
不快指数は日本よりはるかに低いです。(個人的には)
ベトナムのローカルレストランにはエアコンが無いパターンが多いのですが、扇風機さえあれば、熱いPHOを啜ることができます。
この季節、東京の屋外でラーメンを食べたら全身汗だくになってしまいます。
その為に日本には「冷やし中華始めました」があるのです!
日本語先生歴も着実に記録更新しています。
月水金の週3日ですが、学校に行けば1日に3コマ空手の授業があります。
最初は色々と違和感を感じていたのですが、最近は、すっかり慣れて着替えるのが面倒くさい時、空手着のまま授業もしています。
お陰様でこちらまで、健康体になりました。
私の場合、学校とは別にSkypeでも日本語を教えているので、色々と気付きがあります。
純粋に「日本語を教える」ことはベトナム人の先生にはかないません。
まだ、あまり日本語が話せない生徒に教える時はやはり、その日本語はどの様な意味なのか?ベトナム語で説明してあげる必要があります。
私が思うに一番大切なことは、「その生徒のレベル」を把握して教えることです。
これは絶対に経験が必要です。
Skypeの授業では、他の日本人講師のコメントを見ることが出来るのですが、時々、日本人の私でも「へ〜そうなんだ〜」と思う様な事があります。
そんな難しい言葉は教える必要が無いのですよ。
「蟻の塔渡り♥」は日本に行って、深夜バスに乗り歌舞伎町で色っぽいお姉さんから教えて貰えば良いのです!!
「あらっ!お兄さん、若いわね〜♥ここが“蟻の戸渡りって言うのよ〜”」ってね
これは冗談としても、日本に住み、外国人と日本語での会話が無いと、日本語を教えるのはなかなか難しいです。
出来るだけ平易な表現で・・・と意識をして話していても、結構難しい言葉や言い回しを使っているものです。
慣れてくると、1〜2問質問に回答してもらえば、その実習生の日本語レベルが分かります。
日本に行くまでに、会話が上達しないにしても「話すのが嫌い」になってしまっては本末転倒です。
あまり上手でない実習生には、この質問だったら答えられるだろうな〜と言う質問を用意して、回答出来れば大袈裟に褒めてあげます。
教えるのに一番大変なのは、「アクセント」です。
例えば、お皿:おさらは「さら」にアクセントがありますね。
「お」は弱く(小さく)発音して、「さら」は強く(大きく)発音しましょう!と説明をするのですが、これがなかなか難しい。。。
何回説明しても、「お」にアクセントが来てしまいます。
「悪魔:あくま」と同じですね。
アクセントのある部分で大袈裟に顎を上げるようにしてみます。
これで、正しく発音出来るようになる実習生もいます。
「単語」として発音するから難しいのだろうか?それでは「んんん」でチャレンジします。
駄目です。。。
どうしよう。。。
iPhoneにピアノアプリをインストールして、音階として聞かせてみました。
とりあえず、「ド・ソ・ソ」を弾いてみます。
これでも、正しく発音出来ない実習生は、空手の授業で「はい、左手出して!」と言っているのに、右手を出します。
2〜300人も実習生がいれば、レベルだって様々です。
でも、彼らは稼ぎ頭として日本に行くのです、そのためには最低限の日本語を話せなくてはいけません。
そう考えると我々日本人教師の役割はとても大きいのです。
さて、本日の昼食はガーさん特製チャーハンだそうです。
食後には美味しい珈琲を淹れてのんびり過ごしましょう。
安否確認!!!
高柳さま
ご無沙汰しております。
のんびりペースですが、元気に暮らしております!