VAN HALENの追悼ライブを堪能する。そして考える。
VAN HALENが亡くなってしまったことは昨日のブログでも書きました。
私は朝一番、Yahooのニュースで見たのですが、時間が経過するにつれ世界中のミュージシャンから哀悼、追悼の言葉がSNSのタイムラインに流れます。
プレイ中の笑顔のまんま、人格も素晴らしい方だったのでしょうね。
昨日は風邪気味だったのですが、夜、ベッドに寝転びデッカイiPadでYou Tubeを立ち上げると、SATSUMA3042さんのサムネイルが。。。
VAN HALEN好きの方だったらご存知かもしれませんが、大阪で薩摩と言うお好み焼き屋を経営しているYouTuberさんです。
ソースの香り漂う店内の椅子やテーブルをバックに超絶プレイを聞かせてくれます。
「VAN HALEN追悼ライブ放送配信中」だそうです。
冒頭の10分程度を見ることが出来ませんでしたが、約2時間の演奏を興奮しながら楽しみました。
「ファーストアルバム完全再現」と言うことで、アルバム1枚全曲も演奏してくれました。
このSATSUMA3042さんも人柄の良さが良く分かります。
演奏の合間に曲の紹介など、簡単なトークもあるのですがギター演奏と違い、たどたどしく逆に好感が持てます。
▲これは昨日のライブ放送ではありません。
YouTuberのライブ配信をここまで真剣に見たことはなかったのですが、スーパーチャットや投げ銭システムにより配信側と視聴側の双方向性が成り立ち、本物のライブと一緒です。
リアルタイムで視聴者数が表示されます。
Eruptionとエンディング近くで最高の12,000人が見ていました。
インターネットを介してですが、一人の素人が弾いているギターをワールドワイドで12,000人もの人々が見ているのです。
12,000人収容出来るコンサート会場と言えば結構な規模です。
SATSUMA3042さんの場合、実際にライブも行っているし、ギターメーカーからギターの提供も受けているので、「素人」とは呼べないかもしれませんね。
スーパーチャットを通じて、サビ部分の掛け合いもあるのです。
コロナ禍の現在、ライブ開催は勿論、サビの掛け合いなんでとんでもありませんね。
演奏もさることながら、このスーパーチャットのコメントがなかなか面白い。
「トイレに行くタイミングが無い」
「酒とつまみを持ってきた」
「演奏を聞いていたら泣けてきた」など・・・
投げ銭だって馬鹿になりません。
金額は自由なのですが、VAN HALENの場合「5150」と言うアルバムがあるので、5150円が多かったですね。
2時間の演奏で合計幾らぐらいになったのでしょうかね。
今朝、もう一度見ようと思いアクセスしたのですが、見ることが出来ませんでした。
ライブ配信中にも「アーカイブ出来るかどうか?」と言う会話があったので、何かしら理由があり終了後は視聴することが出来ないのかもしれませんね。
YouTuberと言えば、石橋貴明さんの「貴ちゃんねるず」もチャンネル登録しています。
とんねるず世代ですからね。
これも面白い。
石橋貴明さんの純粋な野球愛を感じること出来ます。
私は野球に全く興味がないので、野球ネタはスルーしていますが、その他の企画は声を出して笑ってしまいます。
テレビ界から、一旦姿を消しましたがインターネット+メディアを使い、完全復活しました。
現在のハノイでの生活にテレビがありません。
でもテレビはもう必要ないのでは?と思っています。
日本を発った4年前からテレビによる情報は完全にストップしています。
お笑い芸人も、タレントもCMも全然知りません。
半沢なんとかは見たことがありません。
主演男優さんの顔は分かりますが、名前は知りません。
彼が動いている姿を見たことも、声を聞いたこともないのです。
昨晩のSATSUMA3042さんのライブ演奏は楽しませて貰いましたが、同時に、インターネットやそれを取り巻く技術や環境を使い何をすべきか?と考えさせられました。
※その後、追悼ライブが視聴出来るようになりました!