「お父さん」と呼ばれるこそばゆさ。
今の仕事で先生として日本人の助っ人が必要なので、息子にも声を掛けてみました。
彼は時間が合わず駄目だったのですが、奥さんを紹介して貰いました。
勿論、会ったことなんてありません。
息子の結婚や彼がお父さんになった事は数ヶ月前のメッセージで初めて知りました。
私の両親も私自身も離婚しており、少々、複雑な家庭環境なのです。
その後、孫の写真や動画も送られて来て、スマホやタブレットの待受画面にしている私です。
奥さんとは息子にLINEで繋いで貰いました。
これってちょっと緊張しましたよ。
奥さんになんて切り出したら良いのだろうか?
・息子がお世話になっています?
・祐の父の環です?
う〜〜なんかしっくりきませんね。
偉ぶってはいけませんし、あまり気安くても年寄りの冷水の様です。
奥さんは美里(みさと)さんと言うのですが、彼女との会話の中で「お父さん」と呼ばれました。
当たり前と言えば至極当たり前なのですが、私としては意表を突かれました。
息子以外の人間から「お父さん」なんて呼ばれる事を予想していませんでした。
それも“お義父さん”でなく“お父さん”ですよ。
彼女から孫の写真も送られて来ました。
目元は奥さんそっくりです。
何枚か送って貰いましたが、全て幸せそうに笑っています。
こんな世の中ですが、家族3人幸せに暮らして貰いたいものです。