The Kinksの謎掛け
「ボタンの掛け違いとかけましてKinksの曲と解きます。 その心は、どちらもズレているでしょう」
最近、iTunesでの個人的な流行りはThe Kinksです。
これまで知ってはいたものの、聞いて曲名が分かるのは、VAN HALENのカバーで有名な“You Really Got Me”程度です。
たまたま、iTunesのレコメンドで“はじめてのザ・キンクス”が出てきたので、聞いてみると、結構知っている曲があります。
中でも昔、見た映画の中で使われていた“All Day And All Of The Night”は最高です。
かれこで60年近く前の曲ですから、曲の構成は至ってシンプルです。でも、モダンだしこの上なくクールです。
音楽に興味がない人はサラッと聞き流してしまうと思うのですが、楽器を多少でもかじったり、じっくり音楽を聴き込む人からすると、「エッ?そこでドラムが入るか!」と言う独特のズレが堪りません。前奏でこのズレが入ると、途端に「アッ!キンクス!」と分かります。
“Tired Of Waiting For You”がなんとも小気味好いので、ギターで弾いてみたくなり、You Tubeで探してみます。※耳コピーが面倒くさいお年です。
私の中ではストロークがメインだったのですが、You Tubeでヒットする動画は単弦のスライドしか弾いていません。
これ下手っぴのバンドが演ったら、ストロークの入りが難しいでしょうね。
“Set Me Free”はGraham Bonnetバージョンしか知りませんでしたが、これもキンクスの曲だったのですね。
転調してマイナーのなる部分が泣かせるではありませんか。
最近、iTunesで2022年でよく聴いたでしょう!リストが表示されるようになりました。
どんなアーチストのどんな曲か?と言うと・・・
ダントツでMiles Davisの“Kind of blue”の各曲なのです。
アルバム全曲の全パートを口ずさむ事が出来ます。
以前、ブログに書いた様な記憶がありますが、諸々一切合切落ち着いたら、高価な物でなくて良いので、オーディオセットを揃えて、デッカイ音で“So What”を聞くのです。
勿論、丁寧に淹れた珈琲を片手に!