どうしていつもそうなの?引っ越し編
確かに引っ越ししようと言ったのは私です。
2月1日から学校が新しい場所に移転します。
バイクに乗ると、こち亀の本田バリの運転になってしまう私は極力バイクに乗らない方が良いのです。
私の予定としては旧正月にぼちぼち新しいアパートを探そうかな〜と思っていました。
まだ、1週間も経っていないと思うのですが、仕事から戻ると、「明後日までに新しい部屋を探さなくてはならない」との事です。
「ハア?」
確か数ヶ月にも聞いた台詞です。
ガーさんに限らず、どうしてこの国の人はもう少し余裕を持って行動する事が出来ないのでしょうかね。
・・・と言っても仕方がありません。翌日、仕事が終わってからガーさんが当たりをつけた?部屋を見に行きます。
何しろ、バイク事故であの世に行くのはまだ、少し早いので、歩いて学校に行きたいのです。
到着した場所は徒歩圏内とはいえないものの、バイクで5分程度なので、「まあ、いいか〜」レベルです。
ただ、建物と部屋を見てビックリ!
今、住んでいる間取りと全く同じで、ロフトタイプです。
ロフト部分の天井が低くて、常に膝か首を曲げていなければなりません。
それに、汚い!
私は軽くキレます。
キレた私を見てガーさんも軽くキレます。
険悪ムードのまま、ガーさんが運転するバイクの後ろに乗ります。
他の物件でも知っているのでしょうか・・・
到着した所は、2?3?ヶ月前に住んでいたアパートです。
アパートの1階にある雑貨店の店主に用事でもあるのかと思ったいたら、「部屋を見ろ」との事です。
これには完全にキレました。
家賃をシェアしている学生が多く住んでいるので、午前1時、2時まで大騒ぎをしているのは、ガーさんだって知っているはずです。
ガーさんですが、実は昼間、別の物件を見てきた様で、仕事中の私に何枚かの写真を送ってきていました。新築物件なので、私はOKだと思ったのですが、ガーさん曰く「狭い」との事でした。
ガーさんにその狭い?物件まで連れて行ってもらいます。
「良いじゃん。」先程、見たボロ物件の100倍良いです。
確かに私のエアロバイクでベンチプレス台、ガーさんの商売道具を置いたら狭いかもしれませんが、きれいなのが一番です!
即決で、手付金を払いました。
少しだけホッとして、アパートに戻ります。
「明日、荷物を全部移動する」
・・・もう慣れっこになりました。
それに、朝、「行ってきま〜す」と出かけていって、「ただいま〜」の場所が違うと言うのもなんだか楽しいですね。
さて、仕事が終わり、「これから新しいアパートに帰る」とメッセージを送信すると、「古いアパートに持ってきて」との事です。
まだ、荷物を運び出していないそうです。
キレませんよ。確かに昼間、結構な雨が降っていましたからね。
さて、戻ってみると「こんな感じ」です。本当に引っ越し出来るの?
この国の引っ越しは、いちいち、段ボール箱に梱包しないのです。
全てのものとは言いませんが、適当にまとめて、適当に運びます。
全ての荷物を部屋に入れた時点で二人共バッテリー切れです。
ガーさんは元の部屋の掃除や仕事があるらしく、戻っていきました。
とりあえず、寝られる様にベッド周りだけは準備をしてくれました。
さ〜〜あ、先ず、絶対にやることを言えば、「珈琲」+「JAZZ」です。
ベトナムで何度か引っ越しをしましたが、どこでもまず、「コレ」です。儀式の様なものですね。
いつもより、丁寧に抽出して、BGMは「So What」です。
座るスペースがないので、立ったまま、ソワソワ(←薄ら寒いのです)しながら珈琲を飲みます。
翌朝ですが、部屋が明るい!
当たり前なのですが、これまで 住んでいたアパートには窓がありませんでしたからね。
どんなに天気がよくたって、部屋の中は真っ暗なのです。
4階なので、視界を遮るものもありません。
歩くのも大変な状態の部屋を後にして、出勤です。
夕方、部屋に戻るとキレイに片付ています。
この辺りは本当に尊敬してしまいます。
この部屋なら一人ぼっちのテトも快適に過ごすことが出来そうです!
後日、ブログに書きますが、徒歩1分の場所にちっこい湖(池)があり、その周りが歩道になっていて散歩が出来るのです!