1杯で2度美味しい、ホーチミンで食べる中華麺
オフィスからの帰り道、確かこのブログを書くきっかけになった、ホーチミン2区の中華麺の美味しいお店に行ってみる事にしました。
ホーチミンに来て間もない頃、一人での食事はと言えば、自宅近くの日本語が通じる、大して美味しくもないインチキ日本料理店ばかり行っていました。
ある日、突然、折角こんなにたくさんローカルな店、屋台があるのに勿体無いか?と思い、数ヶ月前にエイヤッと入ったのが今回のお店です。
ホーチミンに来て早1年と4ヶ月経ち、図々しくなりました。
路面店なので、目の前はバイク、バイク、時々クラクションです。スキンヘッドの背の高い外国人がちっちゃい椅子に座り、ローカルな料理を食べている様子は珍しく、通り過ぎるバイクは皆コッチを見て通り過ぎます。
言葉が通じないのは相変わらずですが、そんなことは関係ナシ!
行き当たりばったりで、店に入り、人の食べている料理を指差してコレコレ。。ってな具合です。
誰もお客さんがいないときはどうするってか?
例えば、今日。。
中華麺を食べに行ったら、誰もお客さんがいない。
Noodle!!と言いつつ、落語家が扇子の箸で麺を啜るような仕草を見せます。
ただ、Noodle!と言っても麺の種類から、具材、色々と選ばなくてはいけません。
駄菓子屋のクジの様な物です。
束ねた糸の中から1本を引っ張り、何が当たるか??
ちなみに、前回のNoodle!!では、汁なし麺が出てきました。
さて、今回は当たりくじです。
ジャーン!とチャーシュー麺!
店の看板に焼豚と漢字で書いてあるくらいなので、恐らくは自家製の焼豚です。肉のエッジが赤色に染まっていて雰囲気満点です。
具材は主役の焼豚以外に、小松菜風の野菜、揚げたスライスにんにく、ひき肉です。
この自家製焼豚が美味い!
箸で麺をすくいあげると、ビックリ!
2種類の麺が入っています。黄色いお馴染みの中華麺と白い平打ちの麺です。恐らく米粉ですね。
恐るべし、ホーチミンのローカルフード中華麺です。
さて、自家製焼豚が乗ったこの中華麺ですが、幾らだと思いますか?
なんと、35000vnd 約175円です。
自宅近くでラーメンを食べたら、下手をすれば1000円です。
貧乏人の懐に優しいホーチミンの美味しいローカルフードです。
これで、帰り道にカフェに寄り、1杯350円もする、珈琲を飲んでいるのですから、実は節約の意味が無いのです。。。
60年前の日本だね。
スープが透き通っていて、盛り付けも丁寧です。結局、翌日も食べて行ってしまいました。。。
ここ良さそうですね。
来週行ってみます。
スープのクオリティが高い店はこの国では貴重です。
素朴で美味しいです。漢字で書かれた看板が目印になります。汁無し麺もありますが、スープがお勧めです!