デジタルカメラが欲しい。。。ホーチミンへのヨドバシカメラ進出を強く希望!
何度か、ブログにも書きましたが、南青山にある商業写真の事務所に10年間勤務していた事があります。
バブルのど真ん中だったので、あちこち、ロケに連れて行って貰いました。
サイパンは毎年、タヒチ、ロスアンゼルス、ニュージーランド、沖縄。。。
その後、バブル終焉と共に、広告宣伝費は一番最初に削られてしまいます。
海外ロケは国内ロケに変わり、スタジオ撮影になり、最後は合成やアリポジになってしまいました。
プロのカメラマン!
って言うと、安っぽいドラマに出て来る様な、モデルの女の子にカメラを向け、
○○ちゃん!今のポーズい〜ね〜!!
なんて、シーンを想像しているかもしれませんが、実際には全然違います。
※二流カメラマンがグラビアアイドルなどを撮るときは、そんなものかもしれません。
私が世話になったのは、商業写真なので、撮影の多くは物(ブツ)撮りです。
哺乳瓶からハンバーガー、タンスに建物まで、ありとあらゆる“物”を撮影します。
スタジオに撮影用のセットを組み、クライアント、デザイナーに囲まれながら撮影をします。
物によっては、1カット撮るのに数時間掛かる事もあります。
私の師匠、高柳さんの作品です。これがプロの仕事です。
カメラマンは日常生活の中でもカメラを持ち歩き、撮影をするか?
持ち歩きません。
撮りません。
少なくとも、私の師匠が普段カメラを持っているのを見たことがありません。
私はブログ用にと、一日に何枚か写真を撮影しますが、全て、iPhoneです。それも、使い古した6S。
これで十分ですね。
まあ。。。一応、経験者なので、ブログに掲載する前にPhotoshopでトーンカーブで明るさを調整、色調補正はしています。
時々、写真が綺麗ですねとコメントを頂きますが、Photoshopのお陰なのです。。。
デジカメはRICOHのGR(初期型)とCannonの7Dを持っていますが、GRは電源を入れても時々レンズが出てこないし、撮り終わっても引っ込まない、7Dは連写すると、1枚おきにノイズが走ります。
本当に、時々なのですが、素晴らしい作品(写真)を見た時など、“写真を撮りたいな〜”と思う時があるのですが、そう言った時はiPhoneって訳には行きません。“一眼レフ”が欲しいです。
ホーチミンにもカメラは多数、売っているのですが、選択肢が少ないです。
出来れば、国内の全メーカーの全機種が揃っている中から、時間を掛けて選びたいですね。
日本では最近、ミラーレスが主流の様ですね。
どうも、腕を伸ばしカメラを構えるのが苦手です。
強烈な手ブレ防止も付いていると思うのですが、やはり、肘を固めて、カメラを構えファインダーを覗きたいですね。
久しぶりに価格コムを見てみたら、SONYのαシリーズのボディーだけで20万円以上するのですね。
高い〜。
一眼レフのCanon 6Dがもっと安く買えますが、今は、ミレーレスなのでしょうかね?
私が、写真事務所にいた頃はまだ、銀塩(フィルム)の時代です。
フィルムサイズも35mmは使いませんでした。モデルの場合はブローニ、料理や宝石などは4×5インチのサイズ、時々は8×10インチのどデカイフィルムで撮影をしていました。
屋外でも建物を撮るときは、蛇腹の付いた大きなカメラを持ち出します。
蛇
腹のついたプロ用のカメラは“アオリ”と言う機能を使い、パースペクティブを補正する事が出来ます。
ビルを下から見上げると、建物の上の方が細くみえますね それを“アオリ”で補正してあげるのです。
ただ、その後就職したデザイン事務所で、1年越しで取材を続け、“津田塾大学”の入学案内パンフレットを作った事があるのですが、大学に来た大手印刷会社のカメラマンが35mmの一眼レフのデジタルカメラで建物を撮り始めた時は驚きました。
それも、数撃ちゃ当たるで、パシャパシャ撮ります。
パースペクティブはPhotoshopで補正してしまうのですね。
この時に、プロの世界もデジタルになってしまったのだな〜とガッカリした事を今でも覚えています。
以前、遊び用ですが、LEICAのMPと言う現行機を持っていた事があります。
実際に撮影しなくても、イジっているだけで満足してしまいます。
酒を飲みながら、何となく触っている時間が幸せでした。
いつの日か、もう一度LEICAを買いたいですね。
フィルムカメラはこの国では不便なので、やはり、デジカメですね。
でも、LEICAのM10で90万円以上するのですね。。。
それに、死ぬほど明るいノクチルクスと言うレンズがあるのですが、これは、驚愕の130万円超え!
レンズとボディー合わせて、220万円です。
ベトナムドンにすると、440,000,000VND(4億4千万VND)と言う天文学的数字です。
自家用ジェットでも買えそうな数字の多さ。。。
1食を30,000VNDで我慢している、我が身としては、絶対に無理ですね。
さて、iPhoneのレンズでも磨きましょうかね。
環へ。ありがとう。
貝料理とタイガービールで乾杯しましょう!ホーチミンでお待ちしております!