昼間からこんな贅沢をして良いのかしら。念願のB級スパゲティにやっと出会う
日本に住んでいる時に、頻繁に食べていた、“パンチョのスパゲティミートソース”
俗に言うB級グルメです。
サイズは3種類から選べるのですが、私はいつも(大600g)690円
※3サイズとも値段は一緒です。
美味しいの?って聞かれると、“え〜とね〜”としか答えられない微妙な味です。
でも、店内は何時も満員で、昼時は店の外まで並んでいます。
麺は事前に茹でてあり、オーダーが入るとフライパンで麺とミートソースを混ぜるのですが、所々、カリッとなった麺がマニアには堪らないのです。
東京と埼玉に合計11店舗しかないので、関東以外の方々には全く分かりませんね。
ホーチミンにもイタリア料理やパスタを出す店があります。
以前、ブログにも書きましたが、友達に連れて行って貰った、パスタ専門店は絶品でした。
ただ、ちょっと高い。。。それにオシャレ過ぎます。
しょっちゅう行くにはパンチョの様なお店が良いのです。
さて、今日で何回目でしょう?
私、気に入った料理屋さんを見つけると、毎日、いや・・・1日に3回来ても全然飽きないのです。
Quán Bò Né Nano
色々な料理を食べてきましたが、今日が総集編です。
メニューにある“spaghetti”にいよいよ初挑戦です。
パンチョの様な安っぽいスパゲティが出てきたら嬉しいのですが。
もう一品はBeef Steak and cheeseです。
ベトナム風ビフテキはアパートの近所の店でお馴染みなので、これは“姿”が想像出来ます。
カットされたステーキの上にスライスチーズが乗っかっている様な気がします。
今の若い人たちは“ビフテキ”なんて言わず、ビーフステーキなのでしょうね。
我々昭和40年頃生まれの人間のカタカナのご馳走と言えば、何と行っても“ビフテキ”です。
美男子の代表と言えば、迷わずに“アラン・ドロン”の時代です。
ちなみに、子供の頃、ピーマンが苦手だったのですが、イタズラが見つかると、お母さんに叱られ“ピーマンの肉詰め”作るよ!って言われたものです。
小学生時代は、埼玉県の田舎で育ちました。建売住宅が並ぶ団地でした。
家の裏に萩ちゃんと言う一つ年上の友達が住んでいました。
夏休みに、萩ちゃん家族が旅行に連れて行ってくれると言う事で、前日の晩、家に泊めてもらいました。
萩ちゃんのお母さんは、息子の友達が泊まりに来ていると言う事で、目一杯奮発してくれたのでしょうね〜
たまきちゃん!今日の夕飯は“ビフテキ”よ〜
恐らく、ビフテキを食べたのは、この時が初めてだった様な気がします。
ビフテキの意味が“牛のステーキ”だと言うこともこの時に知りました。
私の家が特別貧乏だったのかもしれませんが、昭和40年台、一般家庭で牛肉のカタマリを食べると言うのは、あまりポピュラーでは無かった様な気がします。
お母さんから、“豚の中肉100g買ってきて!”と言われたのは、何かのおまじないの様に鮮明に覚えています。
肝心のビフテキですが、固いのなんのって。。。
ビフテキって、顎が疲れる食べ物だな〜と思いました。
これには、オチがあります。
萩ちゃん家族と一緒にテーブルを囲み、さて、皆で食べましょう!と言う事になったのですが、なんと、私だけビフテキで、私以外は全員、身体に良さそうなシンプルな和食なのです。(←比較的貧しいと言う事を遠回しに表現してみました)
お母さんからは、“美味しいでしょう!”と言われ、萩ちゃんからは、“ねえ、美味しい?”って聞かれるは。。。
固くて、噛み切れない。。。なんて言えませんね。
話しが40年以上遡ってしまいました。
このお店なのですが、タオディエンにあるので欧米人のお客さんも時々見かけます。
眼の前には、キレイな背中の女性です。
私事なのですが、このキレイな背中が堪りません。
ウットリしてしまいますね。
この背中をオカズにご飯1膳食べられるほどです。。。
※変な意味ではありませんよ!と言い訳をしたい所なのですが、スミマセン!変な意味です。
▼ステーキなどの焼き物は煙が出るからでしょうか?店の外でお父さんが料理してくれます。
▼まずは、ステーキが先に登場です。
スライスチーズではありませんでしたね。三角チーズが乗っています。
小さく切ったチーズとステーキを一緒に食べると美味しい!
▼パンもアチアチで出してくれます。
▼さて、spaghettiです。
いや、これは、“スパゲティー”とカタカナで表記した方がしっくりきますね。
これです!パンチョと彷彿させる、この安っぽいミートソースを2年間探し求めていたのです。。。
味?
味なんてどうでも良いのですよ。
こんなモンで十分なのです。
Steak and cheeseが35,000VND(175円)
spaghettiが40,000VND(200円)
合計375円です。
ハンバーグ、カレーと行った、小学生の様な食べ物が好きな私として、今日の組み合わせは“最強”かもしれません。
恐らく頻繁に通う事になりそうです!