夜の仕事が終わり、突然、御徒町にワープ。そして絶品中華そば!
夜にアルバイトをしています。
終了するのが、午後10時。
それから、まとめや後片付けに30〜60分くらい掛かります。
普通はそのまま、映画を1本見て一日が終了するのですが、時々「疲れた〜」「良くやったな〜」モードに入ってしまうと無性にラーメンを食べたくなってしまいます。
さて、今日も「疲れました」。。自分一人で仕事をするのと違い、人を相手にすると完全に“あちらさん”のペースになってしまうので、一瞬たりとも気を抜く事が出来ません。
時刻は午後10時30分です。
1区まで15分バイクを走らせれば、ラーメン屋が幾らでもあります。
でも、今日は借金返済の為に銀行からお金を引き落としをしてしまったのです。
今日は我慢しましょう。。。週末のデートでの出費も考えなくてはいけません。
何時もはバイクで出かけるのですが、ぎっくり腰の治療もかねてフラフラ歩いてみましょう。
アパートはラブホテル街の真ん中にあります。狭いエリアの中に20軒くらいあるでしょうか?
この時間帯になると、結構、ホテルに入っていくベトナム人がいるものですね。
日本の場合は大抵、車に乗って行きますが、この国の場合は圧倒的にバイクです。
顔が丸見えなので、あけっぴろげと言うか、オープンと言うか?
“この方面”は、開放されているのでしょうか。
何もしなくて良いので、部屋がどういう作りになっているのか?見たいものです。
悩ましい裏道♥を抜けて大通りに出ると、ベトナム風の屋台があります。
この駐車スペースには、朝はバインミー、夜は麺料理?の屋台が出ています。
屋台を囲みテーブル、椅子を並べて営業をしているのですが、いつもお客さんがたくさんいるのです。
フォーやフーティウは行きつけの店があるのですが、今晩は“この店”に入ってみる事にしました。
「完全にオープンスペース」なので、入ってみると言う表現は変かな?
この一角はどう見ても、懐かしいかな上野、御徒町そのものです。
脛に傷がありそうな、オジさんがくわえタバコで麺の湯切りをしていたりします。
この屋台ですが、例によってメニューも価格表もありません。
料理をしているオジさんに「シンチャオ」と挨拶をして、人差し指を立てて見せます。
これで十分に通じます。
それにしても引っ切り無しに、お客さんがやってきます。
立地が良いこともあると思いますが、「もしかしたら、美味しいのだろうか?」
そして、オジさんが持ってきてくれた「麺」がこちらです。
何しろ、灯りがないので、暗いのです。
とても、美味しそうには見えないですね。
フォーでもフーティウでもありませんでした。
麺は米粉で出来ていますが、スープやなんちゃってチャーシューは御徒町あたりの屋台で食べる「中華そば」の様です。
これは旨い!
基本的に屋台ですからね、厨房なんてありません。
・・・よって、使い終わった食器もオバちゃんがバケツで洗っています。
“え〜っ!きたな〜い”なんて言っている人はベトナムでは生活していけません。
こんな事もぜ〜んぶ、ひっくるめて楽しむのがベトナムライフなのです。
この中華麺ですが、30000VND(約150円)です。
めまいがするほど、幸せになってきました。
※その後、毎日通い続けています。今日で3日目です。今晩は満席で座る事ができず。。。近所をグルーっと一回りしてやっと食べる事が出来ました。
いつもの様に30000VNDを手渡すと、おばちゃんは20000VNDだけ、引き抜きました。
そうか〜本当の値段は20000VND(約100円)だったのね。
毎日、欠かさずに通っているので、ベトナム人価格にしてくれたのでしょうね。
えっ?100円?
毎晩、必ず来なくてはいけません。。。
さて、夜食はこれで終わりません。
実はこの屋台の向かいに、お兄ちゃんが別の屋台を出しています。
ベトナムではよく見る、バイクで屋台を押すタイプです。
お兄ちゃんは「とうもろこしのマーガリン炒め」BẮP XÀOを売っています。
出来れば、マーガリンでなくバターでお願いしたい所なのですが、この暑さではドロドロになってしまいます。
屋台の横にすわり、方を寄せ合いBẮP XÀOを食べている若いカップル。
日本ではもう、こう言ったささやかな幸せはを感じる事は難しいのかな〜
特盛のとうもろこしが30000VND(約150円)です。
本日の夜食の合計金額は60000VND(300円)です。
さてと。。。アパートに戻り、今日は何の映画を見ようかな。。。