ビバリーヒルズに引っ越そうか????散々、迷った一日でした。
私のベトナム生活には親友のAuくんの存在は欠かせません。
ビザの更新から始まり何から何まで「おんぶに抱っこ」と言うやつです。
しばらく前から、「引っ越したいなー」と彼に話していたのですが、新居候補を探してくれました。
子供が小さいので、Auくん夫婦は一時的にバラバラに暮らしているのですが、奥さんと子供は9区に住んでいます。
その近くに格安アパートを見つけてくれたのです。
何と2,000,000VND(約1万円)です!
現在の家賃が3万円なので三分の一になります。ビンボー生活の私としてはとても助かります。
朝一番のアルバイトを終わらせてから、バイクを走らせます。
雨季が終わった今の季節は本当に青空が綺麗なのです。
空ばかり見上げて運転をしています。
アパートから、9区までは飛ばせば20分少々です。
奥さんが住んでいるのは、高層の高級住宅なのですが、その辺り一帯はレストランやカフェなどがこれでもか?という程あります。
毎日通っている3軒のレストランに行けなくなるのは、とても悲しいのですが、心機一転!気分転換に新しい店を出る開拓するのも良いかもしれません。
それに、市内では見かけない、ハンモックカフェ?と言うのかな?もあるのです。
昼間から珈琲を飲みながら、ハンモックに揺られて本を読むなんて、最高の贅沢なのです。
Auくんはサッカーで骨折をしてギプスをしているので、本日は奥さんが物件まで案内をしてくれます。
奥さんも日本語が堪能なのです。
夫婦揃って凄いですね。
こっちはベトナム語で数字さえ覚えることができないというのに。。。
「ここからアパートまで、バイクで6分くらい」との事です。
えっ?
6分も走ったら、この理桃源郷から出てしまいませんか?
奥さんの後ろをくっ付いて走る事、6分。。。到着です。
実は来る途中、心細くなるほど、なーんにも無くなってしまったのです。
憧れのハンモックカフェはどんどん遠ざかるし、物件に着く頃には、レストランやカフェも全く無くなってしまいました。
ホーチミンの市街で良くあるのですが、荒れ野原のど真ん中に、ドーンと突然住宅街があるのです。
敷地から一歩出れば、本当に何にも無いのです。
豪華なゲートにはガードマンがいます。
おーっ!
何と贅沢な街並みでしょうか。
ベトナムには見えませんね。
エディ・マーフィが『へへへ』と現れそうな風景なのです。
ビバリーヒルズは、言い過ぎかな。
・・一昔、流行った「チバリーヒルズ」程度かもしれません。
エリアには、なぜか?「大阪」と表示されています。
居住者専用のプールです。見ることが出来ませんでしたが、ジムもあるそうです。
奥さんが案内してくれた物件がこちらです。
えっ?一棟借り?
いやいや、たった、1万円でそれはあり得ませんね。
1階で優雅にスマホをいじっているのは、この家のオーナーなのですが、引っ越すにあたり各部屋を貸し出したいらしいのです。
ということは今で言う所の「シェアハウス」ですね。
候補の部屋です。表通りに面しているので、この部屋は3000000VND(約15000円)です。
窓からの風景
「ココ」は良いかもしれません!
毎日、プールで泳ぎ、ジムに行くことが出来ます!
オーナーに聞いたところ、敷地内にレストランも多数あるとの事なので、奥さんと別れた後、敷地の中を一通り見て回ります。
??
小さなスーパーが1軒あるだけで、レストランもカフェもありません。
仮にあったとしても、1、2軒でしょう。
私は自炊をしないので、ちょっと厳しい状況です。
この区画の中だけ、住宅が立ち並んでいるのです。
10年、15年経てば、辺り一帯が栄えるのかもしれませんが、53歳の私としてはそこまで待っている事は出来ません。
実は、シャワー、キッチンも共同なのですね。
万が一、私以外の住人が全員女性(若い)で、バスタオル1枚で家の中をウロウロとしてくれるなら、倍の家賃を払ってでも住みたい!のですが、そんなに上手くいきません。
私、腰が痛いの♥♥♥日本式のマッサージをして♥♥♥なんて、部屋に呼ばれちゃったりして。。。
日本では「健康の為に、国民全員家の中ではすっぽんぽんで暮らしているのです!」なんて嘘をついたりして。。。
こんな馬鹿な事ばかり書いていると、彼女のガーさんにブログが見つかった時に大変な事になる。。。
2年3ヶ月のホーチミン生活で、一つ屋根の下でベトナム人と暮らすと、悪い方向で想像を絶する出来事があるのは容易に分かります。
ベトナム美人と酒池肉林の生活は諦めて、暫くは今のアパートで生活する事にしましょうね。
Auくんと奥様、ありがとうございました。