私にとって、結局はハノイもホーチミンも同じベトナムなのでした。
先日ハノイに3日間行ってきました。
TRAENCO株式会社と言う、ベトナム人自習生送り出し機関に招待されました。
3日間の出来事を1本のブログにまとめようと思ったのですが、激しく真面目な機関に対して、私はハゲ?しく不真面目なので、内容がちぐはぐになってしまうのですね。
機関については昨日、ブログで紹介したので、今回は「結局、初上陸のハノイはどうだった?」を書きたいと思います。
出発当日なのですが、最近、私はタンソンニャット国際空港まで、自分のバイクで行くことにしています。
帰ってきた時のバイク、タクシーの客引きが面倒臭く大嫌いなのです。
自分のバイクであれば、行きも帰りもお気楽です。
問題は私の方向音痴です。
帰りは迷ったって良いのですが、行きはそうは行きません。
今回も人様には恥ずかしくて言えない位、早く出発をしたのですが、案の定、迷い交通渋滞にもしっかり巻き込まれハラハラしながら、空港に到着したのでした。
中部の「フエ」には撮影で何度も行きましたが、フエ以北に行くのは初めてです。
ハノイのノイバイ国際空港には、機関のフォンさんが迎えて来てくれました。
彼女は、私が日本語を教えている生徒さんの一人なのです。
先月、彼女が友達の結婚式でホーチミンに来た時は、私のバイクで移動してカフェやレストランに行きました。
昼時という事もあり、まずは腹ごしらえです。
フォンさんは可愛いだけで無く、日本語も堪能です。
過去に、ベトナム語しか話すことの出来ない女性と付き合ったり無謀なチャンレジをしてきた私には言葉が通じることが何よりも嬉しいのです。
プロパガンダアートの素敵なレストランでベトナム料理を頂きます。
「ハノイに行きます!」という事をベトナム人に話すと、寒いよ〜とか、食べ物が美味しい!又、人間が冷たいよ〜などのアドバイスを貰うですが、私にとって、ホーチミンもハノイも同じベトナムなのですね。
「寒い」と言ったって、こちとら、東京の真冬を知っていますからね。
フォーも言われてみれば、確かに、ホーチミンの方が「甘い」かもしれません。でも、ハノイとホーチミンのフォーを食べ比べ、「どちらがハノイだ〜?」と言われたって、私には分かりません。
そもそも、両方共、「安くて美味しい」と言う土台に乗ってしまっているので、私にとって一緒なのです。
昼間は学校で過ごし、夜はグエンさんが私に付き合ってくれます。
彼も日本で生活経験があり、日本語ペラペラです。
日本からお客さんが来ると、彼が接待を担当しているらしいのですが、面倒くさい高級料理店で無く、ハノイらしいフォーの店をリクエストしました。
こちらが連れて行って貰ったフォーの専門店です。
有名な店らしく、我々のテーブルの後ろからは、日本語が聞こえてきました。
フォーです。(ハノイのフォーはどうですか?と聞かれても美味しいです。としか言えませんね)
これ、私の大好物です。
食後はジャコウネコの珈琲が飲める店につれて行って貰いました。
コピ・ルアクですね。
ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演の映画「The Bucket List:最高の人生の見つけ方」で、この珈琲を知って以来、何時かは飲みたいと思っていました。
珈琲店は旧市街の賑やかな場所にありました。
ハノイは土地勘ゼロなので、説明する事が出来ませんね。
左側の瓶が糞付きの珈琲豆ですね。
こちらは、ジャコウネコの豆100%だそうです。250gでなんと10000円です。
私がご馳走になった、珈琲はこちらです。
何%のブレンドか知りませんが、今まで経験した事の無い薫りでした。
是非、又、飲みたい珈琲です!
翌日の昼食は学校食堂でご馳走になります。
基本的に好き嫌いが何もないので、旨い!ご飯もしっかりお替りしました。
絵柄に殆ど変化が無く恐縮なのですが、せっかく写真を撮ったので、紹介しますね。
夕飯はフォンさんと、PHO BO(牛のフォー)を食べに行きます。
そうそう、書き忘れていました。
有名店は割高ですが、街中のローカルレストランはホーチミンと同じ値段です。
予約をして貰った、ビジネスホテルから学校までは車で20分以上掛かるのですが、今回は、全て学校専任に運転手「ハイさん」の送り迎え付きなのです。
最終日の朝もハイさん、フォンさんの二人がホテルまで迎えて来てくれます。
昨晩は「牛」だったので、今日は「鶏」です。
この店も朝から満員です。
左のイケメンオジサンがハイさんです。
鶏のフォー(一言。。。旨い。。。)
初めてベトナムに行った日本人だったら、交通量や街並み、フォーなどに感動もするのでしょうが、私はホーチミンの2区、それも日本人ゼロの中で暮らしているので、珍しい事は1つもありません。
天気は確かに曇りの日が多かったですね。
洗濯大好きな私としては、干した先からどんどん乾いていく様なホーチミンの方が好きなのですが、ハノイでの暮らしも全然構いません。
機関で働くか?まだ、決まっていません。
もしかしたら、私か機関の、どちらかがゴメンナサイするかもしれません。
ただ、流れに身を任せるだけですね。