もしかしたら、私は、とことん面倒見の良い人間なのかもしれない。
毎日、ベトナム人に日本語を教えていますが、彼らからFacebookの友達申請があると、基本的に全てOKする事にしています。
決して安くない授業料を払ってまで、日本語を学んでいる彼らは、少しでも日本人とのやり取りを望んでいます。
授業だけでは、満足出来ない生徒からは、個人授業の申し出もあります。
これも全て対応してあげたいのですが、「寅さん」を見る時間がなくなってしまうので、本当にやる気のある生徒だけにしています。
昨日は、授業がまったくない日だったので、朝から全力でボーッとしていました。
さて珈琲でも・・・と思った所で、メッセージが届きました。
「先生、お元気ですか?」
「ロアンさん」です。
彼女とは、以前頻繁に授業をしていましたが、最近はすっかりご無沙汰です。
先生に対して、どうやって生徒の割当をしているのか?私は知らないのですが、彼女曰く、希望者による早いもの勝ちらしいのです。
「会話の練習がしたい」との事なので、1時間お付き合いする事にしました。
彼女はとても真面目で、授業の前にしっかり予習をしています。
翌日、日本語能力試験があるらしく、彼女は2級に挑戦するのですが、心細くなって連絡をしてきたのかもしれません。
先週、友達11人と高尾山に紅葉を見に行ったらしいのですが、全員ベトナム人との事です。
日本人の友達がなかなか出来ないとも教えてくれました。
会話ならいくらでも付き合うのですが、彼女は東京、私はホーチミンですからね。。。
そうだ!息子の祐に頼もう!
彼は先々月ホーチミンに来て、「ベトナムにハマった」様なので、喜んでロアンさんの友達になってくれるでしょう。
生魚を食べたことが無いとも、教えてくれたので、回転寿司にも連れていって貰いましょうか。
一旦、息子にバトンタッチ(祐!日越交流を頼んだぞ)
実は、ロアンさんとの会話の最中に、「ブーくん」からもメッセージが届きました。
授業開始当初、彼はハノイ在住だったのですが、その後実習生として大阪に行きます。そして、今は出張で北九州に行っています。
彼とは今でも授業をしているのですが、なかなか、日本語が上達しないのですね。
素直で真面目なのですが、文法が今ひとつなのです。
「日本で買ったKindleの画面が暗い」との質問です。
Kindleは日本で購入したのですが、この機種はバックライトがないので、調整出来ない事を教えてあげました。
又、「本は買わないといけないのでか?」
そうか・・・Kindleを買えば、本が読み放題と勘違いしていたのかもしれません。
確か、数日前の授業で、朝からカップヌードルを食べたと話していました。
日本に行ったばかりだし、お金もないのでしょう。
本が買える様に、Amazonのギフトカードを送ってあげました。
日本人からしたら、大した額ではありません。
ただ、自分の事を気にかけてくれる日本人がいるという事で元気を出して貰いたいのです。
「1年生になったら、友達100人出来るかな♪」と言う歌がありますが、このペースで行くと、子どもの様な年齢の友達が100人、いや。。。1000人出来るかもしれません。
みなさん!葬式に来てね!