今更ながら自己啓発本が面白いのです。in ホーチミン
日本に住んでいる頃には、良く自己啓発の本を買っていました。
銀座コアのブックファースト、ヨドバシAKIBA店の有隣堂には度々足を運びました。
書籍数も多く、「よ〜し!俺も成功者になるぞ〜!」と言う高揚感を味わうには十分な自己啓発書がありました。
そして最近、ホーチミンでも、同ジャンルの本を数冊読んでいます。
勿体無いので、お金を払って購入していません。
アマゾンプライムの会員なので、色々な本を無料で読めるのです。
自己啓発書がどうして、売れ続けるか?
殆どの人が、書かれているアドバイス、指南に対して何も行動を起こさないからですね。
何を隠そう、私もそうでした。
書かれている事は、とても簡単な事なのですが、読み終わり「へ〜っ」と感心して終わりです。
昔、読んだ本も読み返してみました。
そして、面白い事に気が付きました。
一人暮らしを始めて約半年間の間に、本に書いてあるアドバイスを知らず知らずのうちに実践していたのです。
・食事を腹八分目におさえたり
・その日頑張れた自分を褒めたり
・一日、何かをやめてみる
・夢を楽しく想像する
・運が良いと口にする
・ただで何かをもらう
・やらずに後悔している事を今日から始める
・毎日、感謝するなどです。
努力した訳でなく、日々の生活の習慣になっていました。
そして、どの本も締めくくりは、「人を幸せにする」です。
これも、昔だったら、「???」だったと思うのですが、今では、しっくりと、心の中に落ちてくるのです。
私は、死ぬまでベトナムで暮らすつもりなので、「人=ベトナム人」と言う事になります。
今でも、ボランティアで日本語を教えたり、日本で頑張っているベトナム人に、Amazonギフトカードを送ったりしていますが、もし、ベトナム人実習生送り出し機関で働く事になると、これは、たくさんの人々を幸せにしてあげられるかもしれません。
とりあえず、実習生は日本で働く3年間、お金を稼ぐ事が出来ます。
ただ、若い彼らにとって、肝心なのは、帰国後の生活です。
日本での経験、日本語を武器にベトナムで、少しでも、良い条件の仕事に就かせてあげたいです。
また、良い人材を送り出してあげる事が出来れば、実習生だけでなく、受け入れ先の日本企業にも喜んで貰えます。
私が機関でやりたいことは広範囲に渡り、本当に大変な毎日になると思うのですが、今、そっちの方向に勝手に水が流れているのです。
とりあえず、自然の流れに逆らわずに、暫く様子を伺いたいと思います。
もしかしたら、機関で働くことになるかもしれませんが、もしかしたら、ホーチミンで今の生活を続けるかもしれません。
どちらにしても、有意義な毎日なのです。