ガーさんと数日過ごした結果、13歳と5歳の女の子のお父さんになる事にしました。
連日、登場のガーさんです。
日本語授業の生徒として数ヶ月前に偶然知り合った35歳の女性なのですが、今回、彼女の故郷のクワンビン、ハノイで数日間過ごしました。
「勢い」で結婚の約束をしてしまったものの、会ったことのない女性です。それに、外国人です。
万が一、会った時に「あちゃ〜。。」(お互いね)となる可能性だってあるのです。
結婚の約束をするのは早かったかな〜と後悔をしていました。
結果としては明るくて素晴らしい、私には勿体無い位の女性でした。
実家で二人の娘に見せるお母さんとしての一面は優しく頼もしいものでした。
これまでに、19歳の水商売の娘さんから始まり、何人もの女性とレストランやカフェに行った事でしょうか。
自分の息子の様な年齢の若い女性と過ごす時間は楽しいですよ。
もし、日本に住んでいたら、なかなかこう言った機会もありません。そういう意味では「勉強になりました」
ただ、食事が終わり、
「ごちそうさま」
「さようなら」
の後は何もありません。
海外で2年半も一人暮らしていると、異性に対して「継続的な繋がり」「精神的な深い結びつき」が欲しくなります。
※私だけだろうか?
19歳の女性とはダナン、ホイアンに旅行に行きました。
一泊の旅行でしたが、楽しかったです。
日本だったら、ありえないシチュエーションだし、犯罪ギリギリです。
もしかしたら旅先で職務質問されるかもしれません。
※何もしていません。
35歳のベトナム美人とクリスマスに映画を見て、食事をした事もあります。
日本語が話せる女性でした。
これだって、悶絶するほど楽しかったです。
でも、なんだか、心が満たされません。
贅沢だろうか?
私は正直、相当の変わり者です。
日本で家族を失い、全てを処分して、片道切符でベトナムに。。。仕事を辞めたあとは、アルバイトをしながらウロウロと生きてきました。
性格だって思いっきり曲がっています。
そんな私がパートナーに選ぶのは、若いお嬢さんではダメなのですね。
肝が座っていなくてはいけません。
そう考えると、海をまたいで、ガーさんとは赤い糸で結ばれていたのか?と思ってしまいます。
なんたって、ど根性があります。
私は既に尻に敷かれています。
でも、そんな関係が私には似合っていると思うのです。
金遣いもあらいし、だらしがない性格の私には、年下ですが姉さん女房のガーさんがピッタリです。
ベトナム人女性の事を良くご存知の方は
「日本人のおっさんがカネ目当ての、ベトナム人女性に騙されている」と思うかもしれません。
まあ、数日間、一緒にいれば、その人がどんな人間なのか?は判断出来ますね。
それに、万が一、騙されたとしても、それはそれで全然構いません。
バカか?と言われてしまいますが、「騙される」と言う事を、私は全然ネガティブな事だと思っていないのです。
誰かが騙せば、誰かが騙されるのです。
今回、私のわがままを聞いて、ガーさんは一時帰国してくれました。
なので、渡航費用の半分は私が負担すると言ってきました。
しかしガーさんは最後まで、私からお金を一切受け取りませんでした。
そればかりか、事あるごとに自分のお財布から色々と支払ってくれました。
こう書くと「今、支払っておけば、将来、財産を巻き上げる事が出来る・・・」と思っている人もいますね?
そんなに人を疑ってばかりいたら、貧しい生き方になってしまいます。
今回過ごした数日間でガーさんと色々と話し、12月に帰国した後、結婚をしようか。。。と言う結論になりました。
ただ、二人の間に子供は作らないと思います。
既に、出産経験があるとはいえ、ガーさんも35歳です。それに、私のアレルギー体質が子供に出てしまったら、可哀想なのです。
それに、無理して産むと、子育てを楽しむと言うより、子育てに追われる事になってしまいます。
それより、旅行に行ったり、美味しい物を食べた方が楽しいと思います。
自分たちの子供の代わりに、私は13歳のチーちゃんと5歳のヌちゃんのお父さんになります。
ガーさんのご主人が亡くなったのが、3年前です。
娘は二人とも、お父さんの事が大好きだった様です。
ヌちゃんはまだ、小さいとして、13歳のチーちゃんが私の事をどう思うか?感じるか?をガーさんも私も気にしていたのですが、大丈夫な様です。
ガーさん曰く、気に入らなかったら会話をしないし、彼女の方から「近所を案内しようか?」なんて言ってくれないとの事。。。
よほど、私の事が珍しいのか?よく、彼女の視線を頭の後ろ側に感じました。
普段は、おじいちゃんとおばあちゃん(半身麻痺)と妹の4人暮らしです。家事の殆どをチーちゃんが担当しているのです。
涙が出るほど偉いのです!
それに、チーちゃんは英語を話す事が出来ます。
一般のベトナム人が話す訛った英語でなく、綺麗な発音です。
成績だってクラスで一番だそうです。
彼女と散歩をした時に、「お母さんとお婆ちゃんは学校の先生だったけど、チーちゃんは将来何になりたいの?」と質問をしてみましたが、まだ、決まっていないそうです。
海外は勿論、ハノイやホーチミンなどの都会に行った事がないそうです。
私がお父さんになったら、彼女の将来に対して出来る限りの選択肢を見せてあげたいです。
ガーさんは、私にベトナム人の友達が多いことを心配していましたが、私もいい加減、浮ついた事は卒業しました。
浮気なんて、全然心配いらないのです。
ガーさんは生涯の伴侶としてお付き合いします。でも、彼女以外のベトナム人と親しくする事も、人生の幅を広げスキルアップに繋がります。
さて!これで腹が決まりました。
今、ハノイの湖畔にあるカフェでブログを書いているのですが、今日の夜中ホーチミンに戻ってからは、全開なのです。
Auさんのレストランに、実習生送り出し校での仕事。。。
どれも、大変だと思いますが、とても、とても楽しみなのです。
と言うことでiPhoneの待受画面を早速、自分の娘たちにしました。
久しぶりにこころを許した人と過ごした数日だったので、今は少々、ガーさんロスなのです。