家族4人で朝からパワーブレックファーストです。今日はガーさんの親戚を訪ねます。
昨日は、朝の5時前にガーさんと2人の娘が到着。
その後、食事に行ったりホアンキエム湖に行ったり、盛りだくさんでした。
アパートに戻り次女のヌちゃんはあっという間に爆睡です。
周りで会話をしていようが、頬を触ろうが、我関せずで寝続ける姿は、本当に可愛く何時間でも幸せな気分で見ていられます。
肉付きの良い身体は将来ガーさんの様に肝っ玉かあさん体型になるのだろうか?
成人になるまでは見届けたいですね。
ヌちゃんは早寝早起きです。
6時半から、ベッドの上で大騒ぎ。
つられて、ティーちゃん、ガーさんもベッドから出て行きます。
オジさんはもう少し寝ていたいのですが、3対1なので部が悪いです。
エイヤッと起きると、ティーちゃんが買い物から戻った所でした。
インスタントラーメンとフランスパンです。
3人の行動の身を任せていると、そのまんまベトナム式の生活をする事が出来ます。
3年半ベトナムで暮らしていますが、まだまだ、驚くことが多いです。
そのまま受け入れ、従う事もあれば、日本式を取り入れたって良いのです。
食事のスタイルに関しては、床にベタずわりで無く、将来はダイニングテーブルを買い、椅子に座って食べたいです。
ベトナム人は胡座で床に座り、食事をしますが、食器は置いたままなので身体を直角に曲げなくてはいけません。
毎食、腹いっぱい食べたい私としては、お腹が苦しくてたまりません。
ベトナム人にスリムな人が多いのは、この食べ方のせいだろうか?と思ってしまいます。
器を口元まで持ち上げれば良いのですが、スプーン文化があるベトナムでは、あまり行儀良くありません。
▼卵入りのラーメンを作ってくれました。
日本人同様、ベトナム人もインスタントラーメンが大好きです。
日本人の場合は、間食や小腹が空いた時に食べる場合は多いのですが、この国では、メインで登場する事も多いです。
鍋料理の締めでは、インスタントの麺が良く出てきます。
※個人的にこれが大好きです。
▼昨日の残り物「カレー」
朝からお腹がはち切れそうです。
親戚の家に行く前に、眼科の専門病院に寄るそうです。
昨晩、ティーちゃんの視力を測ったのですが、病院に行った方が良いと言われたのです。
ガーさんに教えて貰ったのですが、右眼の乱視が強いらしいのです。
▼お出かけ前に、お姉ちゃんが妹の髪の毛を結うのは万国共通です。
アパートから15分程度タクシーに乗り、着いたのはとても近代的な専門病院です。
女性職員はスカーフを巻き、CAの様な制服を着ています。
土曜日という事もあると思うのですが、この国でも病院は待つのですね。
目薬をさして経過を見たりなんだかんだで、3時間以上掛かってしまいました。
ガーさんとティーちゃんが診療に行っている間、私はヌちゃんと留守番です。
昨日は、相当、敬遠されていたのですが、今日はもう大丈夫です。
私の膝の上に乗り、パンを齧っています。
ヌちゃんの極上の体温が私に伝わり、小さな子供特有の何とも言えない匂いが幸せな気持ちにしてくれます。
一通りの検査が終わり、病院内にある眼鏡屋で、眼鏡を作って貰います。
スタッフと時間を掛け話し込んでいるので、状況を聞いてみると出来上がったレンズには肝心の乱視の矯正が入っていないらしいのです。
構えが立派な病院だったので安心していましたが、やはりこの国の医療は少々不安なのです。
診断ミスで死にそうになったホーチミンの友人もいます。
担当医にどういう事か?確認をしたいのですが、丁度昼飯時です。
午後1時半に出直す様に言われます。
私一人だったら、もう嫌になり帰ってしまうとこなのですが、ティーちゃんの為です。
ガーさんに聞いたのですが、ティーちゃんは、「自分の診療のせいで、私を長時間拘束してしまい、申し訳ない」と言っていたそうです。
い〜んですよ。これからは家屋が最優先なのですから!
病院から一番近いレストランに入ります。
見栄えは良いのですが、料理が今ひとつです。
何を食べてもハズレが無いベトナムで久しぶりに美味しくない料理を食べた気がします。
▼病院に戻るにはまだ早いので、カフェで一服。。。
交通量の多い道路を横断する時に、ヌちゃんを抱っこしたのですが、ガーさんに似て肉付きが良いので重い。。。抱いたまま50センチ位の段差を登るのに、重いこと重いこと。。。
25キロあるそうです。
診療に眼鏡代金など、思わぬ大きな出費に落ち込んでいる様子なのですが、これからの一家の稼ぎ頭としては、心配要らない事を話します。
家族の為、一生懸命働くので大丈夫です!
親戚の家に向け午前の早い時間に出発する予定が随分と遅くなってしまいました。
ただ、先方には行くと言ってしまっているので、出かけることにします。
車で40程度の距離なのですが、グラブタクシーで行っても結構な金額になってしまいます。
知り合いのドライバーさんを手配してくれた様で手際よく病院の前まで迎えにきてくれています。
さて、この親戚の家なのなのですが、昨年のテトに来たことがあるのです。
前回はガーさんと二人でしたが、今回は4人です。
やってきてビックリ!
家が新しくなっている!
▼昨年撮った写真が残っていました。
▼これは今日です。
▼天井だってこの通り。これは去年ね。
▼今日です。
気になる事があるのです。
確か、90歳を過ぎたお婆ちゃんがいたのです。
昨年は旧正月だったので、ガーさんはお年玉を渡していました。
家が新しくなり、レイアウトが変わってしまっています。
お婆ちゃんのベッドがあった場所には何もありません。
恐る恐る家族の人に聞いて貰うと「トイレに行っている」との事。
スゴイ!
このお婆ちゃんなのですが、塩ビのパイプを杖代わりにして、誰の助けも借りずに一人でなんでも出来ます。
トイレ、沐浴、食事まですべてです。
見ていて、スゴイな〜と思うのは、家族は誰も手を貸さないのです。
それは、無視しているとか、視界に入らないということでなく、この家では当たり前の事なのです。
92歳だそうです。
この国での92年間はどんな人生だったのでしょうか。
この国(特に田舎)では客人に対して厚いおもてなしをします。
今回も鍋をご馳走してくれるそうです。
ボンタンの収穫期です。
家中にボンタンが転がっています。
子どもたちはボンタンに乗って遊びます。
▼裏庭に行ってみて納得。。。ボンタンの鈴なりです。
▼去年ガーさんが体重を乗っていた測りを発見。(去年)
▼まだ、現役でした。
料理の準備中、邪魔者なので、近くの散歩に出かけます。
ベトナム人は本当に花が大好きです。
あちこちに日本では見かけない花がたくさん咲いています。
▼当然、記念撮影です。
▼ハノイから車で40分離れると、ど田舎です。
▼ヨモギだそうです。
▼土間になっている調理場は何処にいっても大体こんな感じ。
▼私に泣かされたちびっ子
アヒルを仕入れてきてくれたそうです。
豚肉は裏庭で飼っているので、プリプリ。
ただ、田舎で出てくる鍋って、日本と違い明確に○○味っていうのが無いのです。
スープに味がついていて、具材に染み込むか?
タレにつけて食べられれば良いのですが、何となくの味付けなので、そんなにたくさんは食べる事が出来ません。
でも、これがローカルベトナム鍋です。
ご馳走さまでした。
ヨモギを山程いただきました。
さて、楽しかった土曜日もこれで終わりです。
明日は悲しい最終日。。。夜のバスで3人はクワンビンに帰ります。
その後ガーさんはハノイに戻ってきます。
ティーちゃんとヌちゃんは何をしたら?何処にいったら楽しいのか?考えながら4人で寝るのです。