朝から流血。。。そしてガーさん狂喜乱舞の「・・・」が到着。
窓の外が賑やかだなーと思い、時計を見ると9時を過ぎています。
イカンイカン。。。
いくら仕事が休みで外出を控える様に言われていても、ダラダラと過ごしてはいけませんね。
ただ、ここ最近、夜眠ることが出来ないので、ガーさんは起こさずにいてくれた様です。
朝、市場に出掛けたのか?キッチンには野菜が入った袋がたくさんあります。
私の朝食に「BUN」も買ってきてくれました。
まあ、それなりに美味しいですが、ガーさんが作ってくれた方が全然美味しいのです。
コロナだろうがパロマだろうが、私の生活に珈琲は欠かせません。
キッチンの棚から豆を取り出し、挽いている途中「ウッ!」棚の扉の角に頭をぶつけてしまいました。
一般の方だったら、「イテ〜」で済むかもしれませんが、私は髪の毛と言う物が無いので、ダイレクトに頭皮なのです。
また、この扉の角の鋭利な事。。。
扉は薄い金属が折られて出来ているのですが、エッジはナイフの様です。
ベトナムはこういう所が多いです。
合理的と言えるのかもしれませんが、見えない所は徹底的に手を抜きます。
デンマークだったでしょうかね?
椅子の裏側まで美しい・・・と言うのは。
日本人としては、こっちの方に賛成です。
実はしょっちゅうぶつけているので、ガーさんが角にテープを貼ってくれました。
さて、今日はガーさんに届くモノがあります。
昨晩から「明日は・・・が届く〜」と興奮していました。
午前10時前にガーさんのスマホが鳴ります。
配送業者からの連絡でした。
部屋を飛び出し、戻ってきたガーさんの手には。。。
彼女の田舎、クワンビンから届いた冷凍の魚とイカです。
引きこもり生活を始めて、暫く経ちますが、魚介類というものを全く食べていなかったので、我慢の限界だった様です。
朝の買い物も「この魚とイカ」に照準を合わせて鍋の具材だった様です。
早速、鍋の下ごしらえを始めます。
先程、BUNを食べたばかりなのですが、スープのなんともいい匂いが部屋の中を漂います。
そして、11時少し回ったあたりで「はい!ご飯!」
先程、ドンブリ一杯BUNを食べたので、腹いっぱいですが、ガーさん待望の鍋ですからね。
これは気持ちよくお付き合いしましょうね。
魚の切り身ですが、「CÁ THU」だそうです。
翻訳すると、「鯖」です。
学校の食堂でも魚は時々出てきますが、大抵は小骨だらけの川魚なので、私にとっても久しぶりの「海魚」です。
スープにくぐらせ、火が通ったところで口に放り込みます。
ホクホクで口の中で溶ける様です。
更にビックリは「イカ」です。
55年間で食べたイカの中でもダントツに美味しかったです。
真っ白な身はその色の様に透き通った甘みがあり、歯ごたえが上品なのです。
牛肉に豆腐もありますよ。
野菜にいたっては、超山盛りです。
店という店がシャッターを下ろし、大変なご時世の中、こんな美味しい鍋を食べられるなんて何と幸せなのでしょう。
到底、昼ごはんだけで終わるはずもなく、夕飯はこの続きが始まります。
最後は〆に春雨か乾麺が投入され、今晩もお腹が苦しくて眠れないのでしょうね。
ベトナムは今日からまず2週間外出を控えなくてはいけません。
建設的に暮らしましょうね。
「あ〜。お腹が苦しい」