スコーンと抜けた青空の下で授業をする気持ちの良さ!!
「年を取ると少し前の事を忘れ、昔の事を思い出す」って聞いたことがあります。
最近、そんな事がよくあります。
昨日は「週刊新潮は明日発売されます」が頭の中にぱっと思い浮かびました。
このテキスト↑↑↑を見て、可愛らしい女の子の声が聞こえた人は結構な年配者でしょうか。
どれくらい前か?分かりませんが、テレビコマーシャルをやっていました。
また、昨晩、ベッドで思い出したのは「ピピカソ」です。
ポンキッキーズの中で流れていた、モダンチョキチョキズの名曲です。
歌い出し「ピピピピカソも〇〇〇〇も〜〜♪」の◯部分が思い出せない。
歴史上の偉人なのですが、エジソンだっただろうか?
翌朝、ググって解決しました。
「ダビンチ」でした。
昨日(水曜日)は出社日でした。
ここ最近、曇り空続きだったのですが、キレイな青空が広がっています。
1時限目は、屋外で授業を行います。
一日中机に齧りついて勉強していると、飽きてしまいますからね。
日本語学習の進捗状況が異なる2クラスが合同で会話をします。
上位クラスの生徒が下位クラスの生徒に質問をだし、間違いを直してあげるのです。
生徒同士の会話を見聞きするのはとても面白いです。
「実習生の日本語」は基本的に話す内容が相手に伝われば良いと思っています。
文法などの間違いを気にして口ごもっていては、日本に行ってから苦労します。
多少間違っていたって、恥ずかしがらないでどんどん話した方が良いのです!
今日はしばらく青空が続きそうなので2時限目以降も外で授業をすれば良いのですが、今日のハノイは久しぶりに暑い!
日陰にいても、艶のある頭部が汗で光ってきます。
明日の授業終了後、実習生は3日間一旦帰郷するらしく、6時限目「掃除タイム」になりました。
私は一人空手道場の雑巾がけをします。
改めてマットの枚数を数えてみました。
6×9=54枚
都内でこれだけの大きさの道場を構えたら、結構な費用が掛かります。
空手の稽古ですが、基本動作の繰り返しです。
その場突きから始まり、蹴り〜受け。。。と続きます。
ベトナム人の若者達にとって、「空手の授業」は面白いのだろうか?考えることがあります。
私は日本で小学生の息子と一緒に習っていましたが、子供が単調な基本動作の中に面白さを見出すことは難しいです。
ここ2週間ほど、空手の授業が減っていたのですが、授業中に「突き」の動作をして空手授業は無いのか?と聞く生徒が増えてきました。
そうか〜〜外国人の彼らなりに、空手の授業を楽しんでくれていたのかもしれません。
数日前に樹木希林がお茶の先生を演じている「日々是好日」を見ました。
何度見ても、日本文化の素晴らしさを改めて感じさせてくれる素晴らしい作品です。
空手道だけでなく、茶道も華道もうっとりする様な所作、立ち居振る舞いです。
ベトナムにはそれこそ、数え切れないほど送り出し機関がありますが、武道教育を導入しているのは、「ウチ」ぐらいでしょう。
別に空手が上手にならなくても良いのです。
まず、正しい形を覚えてから「中身」を充実させて行きます。
実習生の日本での仕事の多くは単調な作業です。
「単調な作業=退屈=面白くない」でなく、その作業の中で工夫したり、面白さを見出して欲しいのです。
「所作」で思い出したのですが、ベトナム人と日本人の箸の持ち方が違うのをしっていますか?
私もSkypeで授業をしている生徒から教えてもらいました。
翌日、食堂で食べる先生方の持ち方を見ました。
「本当だ・・・違う」
日本人は「上の箸」を親指、人差し指、中指で持ち、「下の箸」は薬指の爪の横に置き、親指の根本で押さえます。
対して、ベトナム人は「上の箸」を4本位で持つのです(結構、個人差あり)
箸の持ち方だって、「文化」なので、どちらが良いとは言えません。
でも、日本人の持ち方の方が合理的で物を掴みやすいです。
3本指で掴んでいる「上の箸」はフリーなので、自由に動き大きな物でも掴むことが出来ます。
ベトナム人の持ち方だと、あまり箸が開かないのです。
これにしても、日本に行った実習生が「この持ち方の方がい〜な〜」と思えば、見て真似をすれば良いのです。
さあ。。。。今日のお昼は鍋なのです!
ガーさんの田舎から届いた、新鮮なイカ、エビ、魚を昼間から堪能するのです!