すこ〜しづつ次の世代にバトンタッチをしていきましょう。
本日は金曜日なのですが、実習生が田舎に戻っているので休みです。
タイミング良く「Skypeの授業1コマ対応可能ですか?」と連絡があったので、引き受けることにしました。
コロナ禍の状況下、少しでも稼がなくてはいけません。
・・・と行っても、授業は20時から1時間だけなので、のんびりなのです。
ガーさんは病院に付き添いがあるとの事で、朝早くから出かけてしまいました。
今日読むのを楽しみにしていた本があるのですが、ベッドでiPadをイジっていたら、いつの間にか2時間も寝てしまいました。
あいも変わらずのんきな生活を送っています。
その後、ゆっくりと珈琲を入れ、Miles Davisを聴きながら本を読む至福のひとときです。
夕方になり、今晩のskype授業の生徒さんからメッセージが届きます。
どうやら、残業があり授業に間に合うかどうか?とのこと・・・
その後、授業開始10分前に届いたメッセージには、「今、電車にのったばかりなので、今日の授業は無理」とありました。
生徒都合でキャンセルになった場合には、満額アルバイト代が支払われます。
まだ時間が早いので、ガーさんと近くの屋台に「お茶しにいきます」
最近、何回か来ている屋台なのですが、背の高いおばあちゃんが一人でやっています。
お茶を注文したあと、一旦屋台を離れたかと思うと、扇風機をもって戻ってきました。
東京と違い、扇風機の風があれば、涼しくお茶を飲むことが出来ます。
タピオカも入っていて、1杯約75円!さっぱりしていて、とても美味しいのです。
・・・・授業をキャンセルした生徒の事を思い出しました。
学生が学校で授業をするのとは訳が違います。
働きながら将来の為に日本語を勉強している「頑張り屋」なのです。さほど多くはない給料の中から月謝を支払い授業を受けています。
ITの仕事をしている彼は金曜日の夜、残業があり日本時間午後10時からの授業を受けることが出来ませんでした。
生徒都合の場合「その回の授業」は流れてしまいます。お金が無駄になってしまいます。
ガーさんに話しかけます。
「彼がアパートに帰ってきてから、授業をしてあげようか?」
普段は連続して授業があるので、これは無理なのですが、今日は「この1本」だけなのです。
ガーさんと商店街の喧騒を横目で見ながら飲むお茶も美味しいのですが、「我々のお茶タイム<若いベトナム人の授業」です。
ガーさんも賛成してくれました。
お茶を一気飲みして、1時間5分遅れで授業をしました。
先日はガーさんの次女、ヌちゃん7歳の誕生日でした。
事前に日本製のおもちゃのお菓子(ミニチュアだが食べられる)を仕入れていた様で、ヌちゃんに送ってあげました。
長女のティーちゃんも頭が良いのですが、ヌちゃんは上を行きます。
現在、小学一年生の夏休みで9月からは二年生になります。
そのヌちゃんなのですが、夏休み中に二年生で勉強する分を全て終わらせてしまったそうです。
同居している、ガーさんのお母さんが元教師なので、教えてあげたのでしょうね。
そんな優秀なヌちゃんですが、将来は料理人になりたいそうです。
ちなみに、長女のティーちゃんは医者です。
ヌちゃんが成人するまで13年、その頃私は68歳です。
色々とお金もかかるでしょうから、まだまだ、現役で頑張らなくてはいけません。
最近、学校での先生業以外にもいくつかの仕事を考えています。
自分自身「何がしたい」とか「何が欲しい」という気持ちは無くなってきました。
そりゃ、デイトナやレスポールをどうしても貰って欲しい!と言われたら頂きますよ。
私が居なくなった後、ガーさんや家族が安定して暮らして行けるように残してあげたいのです。
少なくとも、学校で日本語を勉強している若い生徒たちはこんな事を考えないと思うので、私も年を重ねているということなのでしょうね。
「すこ〜しづつ次の世代にバトンタッチする必要があります」
今日は朝からガーさんが、牡蠣がぎょーさん入った麺料理麺料理を作ってくれました。
少々入れすぎの気もしますが、贅沢なのです。
そして、昼は寿司を注文してみました。
日本料理の店で食べたことはありますが、デリバリーは初挑戦です。
醤油、ガリ、わさびもついています。
500,000VND(約2,500円)もするので、我が家としては超贅沢なのですが、まあ、良しとしましょう。