うすら寒いハノイです。私の場合「あたま」が冷えるのです。
サムネイル画像を見て「抜けはじめてわかる、髪はなが〜い友達」と言うコピーが思い浮かぶのは50代でしょうか。。。
カロヤンのコマーシャルでした。
日本とは比較になりませんが、ここハノイも、「うすら寒く」なってきました。
寒い!我慢出来ない!ってほどではないのです。
本当に文字通り「うすら寒い」
日本の場合、寒いと感じれば幾らでも暖房器具があります。
私の場合、炬燵さえあれば冬を乗り切ることが出来ました。
ベトナムは年中暑いホーチミンは勿論、四季があるハノイでも殆ど暖房器具を使いません。
※私が知る限り・・・
では?どうやって冬を過ごすのか?
ひたすら着込むのです。
先生方も教室でダウンジャケットを着て授業をしています。
夏は暑さが厳しいのでエアコンは殆ど設置されていますが「暖房機能」が無いのです。
私のアパートも同様です。
リモコンには「暖房」への切り替えスイッチがありますが、ONにしてもちっとも温かい風が出てきません。
製造時に取り除いてしまったいるのでしょうね。
その方が安く製造する事が出来ます。
夜、アパートでSkypeの授業をしていると、足元からしんしんと冷えてきます。
同僚の先生から譲ってもらったセラミックヒータをつけて凌いでいます。
実は「寒い」と言ったって、大したことはありません。
実は最低気温8℃位です。
寝るときだって、布団1枚掛ければ十分暖かいです。
今は、すっかり慣れましたがホーチミンから来て最初の冬は驚きました。
寝具と言えば、ホーチミンから持ってきて薄い毛布だけです。
その年の冬、一番寒かったのは8℃でしたが、ジーンズを履いてシャツを重ね着して・・・
結局一睡もできずに、まだ、九州で農業の仕事をしていたガーさんにSOSを発信して、ハノイで布団を買ってもらいました。
当たり前の様に、頭髪があるみなさんには理解出来ないと思うのですが、冬にどこが一番寒いのかと言うと
ダントツで「頭」です。
「髪の毛は何のために生えているのか?」と聞かれれば
「頭を保護する為」と答えます。
その通りです。
私は背が高いので、あちこちに頭をぶつけます。
ベトナム人は小柄な人が多いので、看板やテントなど、低い位置に設置されている場合が多いのです。
よそ見をして歩いていると、時々、頭をぶつけます。
髪の毛があれば、「イテッ!」で済む所も、地肌がむき出しの場合、下手をすると切ってしまい血だらけになります。
頭髪は怪我だけでなく、暑さ寒さからも頭を守ってくれます。
私は寝る時にニットの帽子を被っています。
寝ていても帽子が脱げてしまうと、頭が寒くて目が覚めてしまうのです。
まあ、幾ら歳をとっても、私の様に完全なスキンヘッドになる人はいないでしょう。
抜けてしまって初めて分かる髪の毛の有り難みです。
髪の毛は大切にしましょう!