こだわりとおもいやり。
右足の脛が痺れています。
裏側のふくらはぎは問題ありません。
表側だけ痺れてしまっているのです。
はて?何かやっただろうか?
その晩、Skypeの授業が終わってから原因が分かりました。
最長で3本(3時間)連続で授業が続きます。
その間に休みは全くありません。
生徒さんが話してくれる会話を全てタイプするので、超集中モードです。
知らない間に足を組んでいるのですね。
右足が上です。
、
集中しているので、どうやら全く足を組み替えていない様なのです。
3時間ずっーと脚を組みっぱなしです。
当然、最後の授業が終わり『さてと。。』と思っても足が完全に痺れてしまって立ち上がる事が出来ません。
恐らくその痺れが取れないのでしょう。
これって一種のエコノミー症候群ですね。
55歳す過ぎるとあちこちにガタがきていますからね。
気をつけなくては行けません。
1コマ終わるごとに意識して姿勢を変えましょう。
ブログにも度々書いていますが、美味しい珈琲を淹れて飲むのは私の趣味です。
生活の中で欠かせないひと時です。
少し前までは母親から貰ったロイヤルコペンハーゲンのカップアンドソーサーを使っていました。
小ぶりなカップなので毎回の2杯飲みます。
そのカップにいつのまにかヒビが入ってしまいました。
日本に居れば金継ぎでもしたいのですが、残念ながらここハノイです。
新しいカップを探す事にします。
それからは街中でもキョロキョロしたり、ベトナムのECサイトでも時々検索をして探していました。
日本だったら10分程度でドンピシャお気に入りのカップが見つかるはずなのですが、全然見つかりません。
個人的な感想ですが、ベトナムのECサイトで売られているカップは、どれも恐ろしい程センスが悪いのです。
でもある日、LAZADAで『あっ!これっ!』と言うカップに出会います。
▼これです。
好みなんて人それぞれですからね。
「これ」のどこが良いの?と思う人もいるかも知れません。
でも、私としてはやっと見つけた最高のデザインです。
マグカップサイズなので、もう少し小さいとなおGOODです。
たかが珈琲を飲むとカップですが、こう言った物は絶対的な拘りがあり譲れないのです。
カップが届き、毎日満足しながら珈琲を飲んでいたのですが、ガーさんが『良いカップを見つけたので買った』との事です。
うーん。微妙です。
埼玉県に住んでいた頃、駅前に「珈琲屋OB」と言う喫茶店がありました。
埼玉県では時々見かけます。
コンセプトなのか、ログハウス風の内装なのですが、あまり清潔な店内ではありませんでした。
『珈琲屋OB』で出てきそうなカップアンドソーサーです。
ガーさんは、果たしてこれが本当に良いカップと思ったのかは分かりません。
これこそ人それぞれですからね。
さて、映画三昧の日々です。
「しあわせの絵の具 絵を描く人モード・ルイス」を見ました。
Amazonプライムのレコメンドに出てきました。
心の中がしっとりと暖かくなる様なとても良い映画でしたね。
主人公はモード・ルイスと言うカナダの画家で、実在の人物です。
彼女は若年性関節リウマチを患っており、手足が不自由で身体も小さいのです。
そんな彼女とご主人の慎ましい愛の物語です。
ご主人はイーサン・ホークが演じているのですが、これまた素朴でカッコ良い。
2人は死ぬまで本当に小さな一軒家で幸せに暮らします。
雪が積もっている中、脚を引きずり歩くモードにご主人が付き添うシーンはジーンときますね。
2人の互いに思いやる様子がとても良く描かれています。
夫婦やパートナーであればこの『思いやる気持ち』を忘れては行けません。
結婚生活が長くなれば大抵は忘れてしまいますね。
ガーさんが買ってきてくれたか『ヘンテコなカップ』ですが、時々使う様にしています。
私の事を思って買ってきてくれたのです。
私のガーさんを思いやり、『ありがとう』と言う気持ちでカップな珈琲を注ぐのです。