目測を誤る。これが老化と言うものなのか。
立位の状態から腰を曲げると前傾姿勢になります。
丁度、お辞儀をする動作ですね。
目の前に何かあれば当然頭をぶつけてしまいます。
機械では無いので赤ちゃんでも軌道をずらして障害物を避けます。
今日で人生56年目に突入するのですが、これが老化と言うものなのか?
最近「その」障害物に頭をぶつけてしまうのです。
旧正月期間、風呂場(風呂はないのだけれど)で頭のてっぺんを水栓金具に思いっきりぶつけてしまいました。
私の場合、クッションとなる髪の毛がないので、金具の尖った所と頭皮がもろにぶつかります。
一瞬で「これはやばいぞ」とわかります。
傷口に手のひらを当てると、真っ赤に染まります。
壁やシャンプーのボトル、洗面器にも血が大量に付いています。
手の届く所にタオルがあったのですが、後で洗濯するのが面倒くさいかな?と思い、蛇口から水を出し傷口から出る血を流します。
5分位でしょうか?
ようやく血が止まります。
私は基本的に出来るだけ「無かったこと」にします。
傷口も見ないし、手当もしません。
見れば痛みが増します。
また、今回は本当に切った場所がてっぺんなので、合わせ鏡でもしないと見ることが出来ません。
「ガーさんがいなくて本当に良かった」
彼女は「血」が本当に苦手なのです。
ちょっと血が出ただけで卒倒しそうです。
自分の生理でさえも、「オエッ」となります。
実はこの後も風呂場で同じことをやってしまい。流血します。
男子56歳にして、同じ轍を踏みまくります。
この時はガーさんがいたので、随分と叱られました。
自分からわざわざ、頭をぶつけに行くなんて・・・これも老化の一種なのだろうか?と考えてしまいます。
空間に対する認識は加齢とともに鈍くなっていくでしょう。
例えば車に乗っている時の車幅感覚です。
余裕で通れるのに、必要以上にキョロキョロと左右を確認する人。
ギリギリなのに、結構なスピードですんなり通過してしまう人。
日本にいる時、2年半ほどデイサービスの職員として働いていた事がありました。
朝夕の送迎時にはワンボックスに乗って、お年寄りの家を行ったり来たりします。
車椅子での乗降が出来る様に、車幅がとても広いのです。
それでもって、墨田区の細〜い裏道なんか入ったりするので、車幅ギリギリです。
左右のミラーで確認すると、本当に数センチしか隙間がありません。
こんな道でもすんなり通ることが出来ました。
かれこれ、5年近く車を運転してしないかもしれません。
次に運転する時は怖い思いをするのでしょうかね?
このワンボックスは俗に言う「福祉車両」なんてステッカーが貼ってあります。
実際にそんな事はないと思うのですが、この「ステッカー」駐車違反から守ってくれます。
送迎以外にもこの車に乗って担当者会議など出掛けました。
これまた、時効扱いにして欲しいのですが、会議の帰りによく珈琲を飲みに行っていました。
押上駅の近くにミスタードーナツがあるのですが、「〇〇フェア」なんて言うのぼりが立っていると我慢出来ないのですね。
店の左側にある、道に入り駐車するのです。
ハザードランプを点滅させ、ハッチバックを開き、車椅様のリフトを下ろすのです。
これで誰が見ても「お年寄りの送迎中」です。
スカイツリーが出来てからというもの、この近辺は違法駐車の取締が厳しいのですが、この開けっぴろげの車はスルーしてくれます。
※良い子は真似をしないように。
老化から話が逸れてしまいました。
実は10日ほど不眠状態が続いています。
理由は不明です。
全く寝ていない訳ではありません。
枕元に置いたスマホで時間を確認します。
午前1時〜2時20分〜3時半〜4時20分・・・
恐らくちょこちょこは寝ていると思います。
5日続いた段階でガーさんに睡眠薬を買ってきてもらいました。
この国では「え〜っ?」と言うような薬でも薬局で普通に買うことが出来ます。
身体に良いわけがないので、一番効き目が弱い薬をお願いしました。
その晩、早速飲んでみました。
5分位した後、なんとなく、フラフラ感があったので、「よし〜今晩は眠れるぞ!」と期待をします。
その「期待大!」がいけなかったのか?やっぱり眠れません。
もう一度、ガーさんにお願いします。
「一番強い薬買ってきて!でも、1回分だけ!」
これは効きましたね〜
10時間グッスリです。
五十肩もほぼ治りました。
こんなに痛いもんだとは思っていませんでした。
一番痛いときはジーンズの後ろのポケットに手を入れる事が出来ませんでした。
今は90%位の範囲で肩を回す事が出来るのですが、コキコキを妙な音がします。
まあ、丸55年間も休まずに動いていれば、あちこちガタが来ます。
モーターやエンジンだったら博物館入の表彰状もんです。
個人的に一番興味があるのは、「アッチ♥」がいつまで、元気か?なのですが、こればかりは鍛えようがありません。
まあ、これも自然の摂理っていうやつですかね。。。
遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます。
老化は50台まではじわじわ、60を境にワンステップあるような気がします(経験上)
例えばわたくし最近は下りエスカレーターに乗るとき、立ち止まる寸前まで減速しないと歩幅を合わせれなくなったような気がします。。。
あと、間合いが狭くなったなと感じています。
こういうことってぶつかって怪我したりしないと自覚できないのが厄介なんですよね~
らんまるさん
コメントありがとうございます。
・・・と言うことはまだ、序の口ですね。
ギターでも弾いて老化に抵抗します!