久しぶりにオーディオでワクワクする。
しつこい!と言われてしまいますが、音楽好きです。
子供の頃を思い返すと、両親もレコードやラジオを良く聴いていました。父親はハリーベラフォンテのライブ盤、プラターズなど・・
母親はアダモや50年代のポップスです。
『あんちゃん』の影響も大きく受けています。
『あんちゃん』と呼んでいるのですが、『おじさん』です。
『あんちゃん』は私の母の弟なので、もう80歳前後になっていると思います。
もう『あんちゃん』ではなく、立派なお爺さんですね。
私はあんちゃんにとって、初めての甥という事で?とても可愛がって貰いました。
私は物心付く前から、墨田区錦糸町にある祖父の家にある、あんちゃんの部屋で遊んでいました。
当時あんちゃんはまだ20代でしょう。
祖父が経営している運送屋のドライバーでした。
そのあんちゃんの部屋が幼かった私にとって、「大人の男の部屋」だったのです。
カメラマンの仕事もしていた事があるらしいのですが、壁には金髪女性のヌードポスターが貼られていました。
部屋のあちこちにはプレイボーイ、スイングジャーナルが乱雑に置いてあります。
そして、パイプや珈琲の香り。。。
私は珈琲好きの起源は「あんちゃん」です。
そして、ナント言っても、圧倒的なレコードとオーディオです。
6畳程度の部屋でしたが、1面が全面ラックになっていて、レコードがびっしりと入っています。
果たして何枚位あったのだろうか?
よく愛車のセリカに乗せられて、秋葉原の石橋電気にレコードを買いに行きました。
そして、JBLやTANNOYや自作のスピーカー、LUXMANに真空管アンプです・・・
当時、淹れてもらった、ただ苦いだけの珈琲を飲みながら「JAZZ」を聞かされたものです。
確か、レコードを3枚?貰った記憶があります。
1枚はSonny Rollins モリタートが入っていました。
1枚はMJQ ミルト・ジャクソンビブラフォンにワクワクしました。
もう1枚が思い出せません。
Miles Davisだったかな???
その後、中学生になりバンドを組み、KISSやフュージョンなどを演奏していましたが、JAZZはなんとなく心の片隅にありました。
本格的にJAZZが好きになったのは大人になってからでしょう。
今、iTunesのプレイリストを見ても、現在は半分以上がJAZZです。
レコメンドで新譜が表示される度にチェックして、「おっ!」と言う曲があればお気に入りに追加します。
最近の大ヒットは「John Patitucci」です。
新しい録音なので、ヘッドフォンで聴くとぶっ飛びます。
ココベトナムに来てからも、音楽は生活に欠かせません。
日本から持ってきたブルートゥースのスピーカーで聞いているのですが、最近、物足りなくなってきました。
「あんちゃんみたいなデッカイ、アンプ、スピーカー」で思いっきりJAZZを聞いてみたい!
ただ、JAZZは勿論、カフェに本格的なオーディオをセットを見たことがありません。
Facebookでなんとなく探してみたら・・・
あらあら・・・いっぱい出てくるではありませんか・・・
あんちゃんの部屋で見た、JBLやTANNOY、LUXMAN・・・なんと真空管アンプまで大量にヒットするではありませんか。
どの国にも「マニア」はいるのですね。
こうなると、いつの日か、自分のオーデイオルームを持ちたいですね。
自分の部屋を持ったら、お気に入りのオーデイオセットに囲まれてデッカイ音でMiles DavisのKind of blueを聴くのです!
出来ればレコードを目指したいですね。
実はハノイでレコードも入手できそうなのです!
ベトナム生活で目標が出来ましたね。