誰も居ない公園で命の洗濯をする。 ジャブジャブ。
この国、ベトナムだって、日々色々な事件、事故が起きて国民の不安材料は山程あるはずです。
幸い?私はベトナム語が全然分からないので、日本語版の簡易ニュースとガーさんから得る情報だけです。
対して、日本からの情報はといえば、YAHOO、SNSなどです。
日本からあまり明るいニュースは届きませんね。
まだ、午前中なので「本日の感染者」は発表されていませんが、何だか、また増加しそうではありませんか。。。
国際的なマラソン大会も中止になるし、サッカーの国際試合だって、勝ったのに後味が悪いです。
もっとも、私が日本に住んでいた時は、世間様に関係なく不安一色の日々を送っていました。
折を見て少しづつ書こうと思いますが、意味もなく壮絶な生活でした。
約4年8ヶ月前、ベトナムに来てから大きく変わりました。
正確に言うと、ITの会社を辞め、ホーチミンの2区で生活をスタートした時点です。
これは、「楽しい」とか「楽」とか「気持ち良い」などと言う表現では表す事が出来ません。
海外でのみ流れる時間の波に身を任せている状態です。
朝起きた瞬間に「ワクワク感」が止まらないと言うのは生まれて初めての経験でした。
何をしても新鮮で楽しいのです。
特別な事ではありません。
・毎日、飲む珈琲
・毎日、食べるHủ tiếu
カーテン越しにさんさんと差し込むホーチミンを陽光を浴びながら、本を読み、JAZZを聞き、ウトウトとする。
日本で頑張っている方々には誠に申し訳ないのですが、「あのまま」日本に住み続けていたら・・・この圧倒的な開放感を体験する事が出来なかったら・・・と思うととても恐ろしいのです。
知らなければそれで済みます。
でも、ベトナムでこの感覚を味わってしまったので、「もし、日本にい続けたら・・・」が怖いです。
昨日は、平日でしたが昼前からガーさんと散歩に出掛けました。
私は近所を1時間程度散歩しようと思っていたのですが、「大きな公園を見つけた」との事です。
霧雨の中、バイクで出かけます。
首都ハノイと言っても、中心地から離れると空き地、緑がたくさんあります。
確かに「デッカイ」公園です。
俗に言う、「後楽園球場何個分」でしょうか?
この広大な敷地の公園なのですが、殆ど人がいません。
ガーさん曰く、夕方になると混むそうです。
うっすら濡れた歩道を二人でてくてくと歩きます。
ガーさんは気持ちが良いのか?ベトナム語の歌を口ずさんでいます。
「木曜日の昼前」です。
日本にいたら、この時間何をしているのでしょうかね。
まず、マスクは必須ですね。
まともに仕事はしていないと思うので、「ヒーヒー」暮らしていた事でしょう。
ラッキーな事に、今はハノイの公園をベトナム人女性と散歩しています。
この開放感は説明することが出来ません。
これが本当の「命の洗濯」と言うのでしょう。
公園の中にカフェがありました。
私はダブルエスプレッソを注文します。
酸っぱい・・・
この「エスプレッソ」と言う飲み物はどんな味が正解なのでしょうか?
少なくともこの酸っぱいのは美味しくありません。
過去1度だけ、とても美味しくて、淹れてくれた方に「美味しいですね〜」と声を掛けてしまったことがあります。
新富町のTULLY’Sでした。
チェーン展開の店ですから、その店だけ特別美味しいと言う事では無いと思います。
でも、コクと苦味が絶妙だったのです。
自分で「あのエスプレッソ」が淹れられたら嬉しいですね。
ホーチミンのBACH COFFEEのチュンさんに相談してみましょう。
楽しいベトナム生活はまだまだ続くのです。。。