お久しぶりでございます。
毎晩、ベッドに入ってから「孤独のグルメ」を見るのが日課になってしまいました。
アマゾンプライムで公開されているもので既に何回も見ています。
五郎さんが「白い飯の上に肉や魚などを乗っけて、かきこんでいる姿」をみると、大して腹が減っていなくても、何かしら食べなくなってしまいます。
ガーさんが田舎に帰っている時は、夜中のラーメンを楽しんだりしていたのですが、今は隣で寝ているのでそういう訳にはいきません。
その日に見たのは、大阪が舞台でした。
五郎さんは「お好み焼き定食」「たこ焼き定食」に驚きます。
確かに東京では見たことがない取り合わせです。
ただ、粉物に米を喰うと言うより、お好み焼きやたこ焼きのソースで白い飯を喰う感覚でしょうか。
関東と関西ではスープの味付けや料理の構成などに違いがありますね。
ここベトナムでも同様です。
ベトナムを旅行した事がある・・・程度では気が付かないと思います。
私の場合はホーチミンとハノイに数年づつ住んでいるので肌身で感じています。
ホーチミンの2区に住んでいる時、ほぼ、毎日食べていた麺料理があります。
「Hu Tieu」です。
この「フーティウ」の発音が難しい。。。
アパートの近くにとても美味しい店があり、私はお馴染みさんでした。
25,000VND(約125円)ぐらいだった様な・・・
ハノイに引っ越して暫くして、「あっ!」Hu Tieu食べたい!と思い、アパートの近所を探したのですが、ありません。。。
ホーチミンでは超ポピュラーだったHu Tieuの店が全く見当たらないのです。
学校にいる実習生に聞いても、ガーさんに聞いてもはっきりとした回答がありません。
「あるような・・ないような・・」
日本だと「東西」になりますが、ベトナムでは「南北」で食文化が随分と異なるのです。
授業中、実習生にHu Tieuを食べたことがあるか?聞いたことがあるのですが、殆ど「NO」でした。
そうそう。。。PHO BOもホーチミンとハノイでは全く違います。
※私の行きつけの店だけか???
Hu Tieu同様、PHO BOも行きつけの店があったのですが、ホーチミンでは麺の上に乗っている牛肉は半生なのです。
熱いスープを掛け、麺とかき混ぜ、火が通る感じです。
一度、この半生PHO BOの写真を当時日本にいたガーさんに送った事があるのですが、「肉が生だから食べちゃダメ」と返信がありました。
これくらい、感覚が違うんですね。
さて、ハノイに引っ越してから思い出になってしまった、Hu Tieuなのですが、先日散歩をして「Hu Tieu」の看板を見つけました。
昨日、散歩がてらガーさんとで行ってきました。
バイクでチラッと見ただけなので、「見間違い」の可能性もあります。
ありました。確かに存在しました。
小綺麗な店内です。
ゴミが落ちていない店は珍しい。。。
例によってメニューは見ても理解出来ないので、ガーさんにお任せです。
ホーチミンで食べていた物とは少々様子が異なりますが、これが「Hu Tieu」です。
懐かし〜〜
ガーさんが注文したものは何だか様子が違います。
「汁なしのHu Tieu」です。
ホーチミンに住んでいた時、友人が食べていたのを見たことがありますが、「こんな」だっただろうか・・・
かき混ぜると、様子が変わります。
一口食べさせて貰いましたが、ソース焼きそばの様です。
ねっとりしたソースが麺に絡まり美味い!
私のHu Tieuも美味しかったです。
2杯で幾らだと思いますか?
ナント100,000VND(約500円)です。
この「ナント」はどっちのナントか?
日本感覚で言えば、1杯250円ですから激安なのですが、ここベトナムでは残念ながら「おっ〜高い」の部類に入ります。
店が綺麗だし、料理も丁寧に作られているので、この値段もで大満足です。
アパートから徒歩10分程度なので、ここは散歩コースに追加しましょうね。