軟禁、兵糧攻め、そしてハンバーガーの日曜日
さて、本日は日曜日です。
朝早くからどこかで工事をしているのか?ちょっとした騒音で目が覚めます。
iPhoneを見ると、6時10分です。
ベトナム人の労働者はとても早起きなのです。
平日より早く起きると、なんだかとっても損をした気持ちになってしまうので、目を閉じ惰眠を楽しみます。
ハイ・・・8時です。
ハノイでは珍しい晴天です。窓を開けるとギンギラの太陽が出ています。
!!甲羅干し(←死語だろうか?)をしよう!!
私は生まれつき肌が丈夫ではないのですが、適度に紫外線に当たるとツルツルになるのです。
ガーさんがいないですからね。
この際、スッポンポンになって、リビングに寝転びますよ。TinTinも日焼けしてしまいますが、もう、誰に見せるわけでもないので、「良し」としましょう。
オモテとウラ(うつ伏せはTinTinが痛い)を各10分ぐらいじっくりと焼きます。
日焼けをすると、独特の匂いがしますね。私はこの匂いが好きです。子供の時、海に行った時を思い出します。
シャワーを浴びて、保湿の為にワセリンを塗ります。
今日は徒歩15分ほどの場所にある、バインミーの店に行く予定です。
ジンバルにスマホをセットして、録画しながら歩きますよ。以前から、「やらなくては・・・」と思っていた事なのですが、ついつい後回しになってしまいました。
外から「ザー・ザー」と音が聞こえます。このカタカナ「ザー」だけ読むと、雨が降っているみたいですが、違うんです。
コンクリートを平らにならしている音です。
※音だけでそんな事が分かるのか?と突っ込まれますが、分かりました。
ベランダから下を見ると、「おいおいおいおい・・」細い路地全面にコンクリートを流し込んでいるではありませんか。
流し込んだ所から、板で「ザー・ザー」と音を立てて、平らにしています。
何が問題か?と言うと、アパートから表通りに出る道はこの細い路地しかないのです。
アスファルトじゃありません。コンクリートですからね。。。固まって、歩けるようになるまで、結構な時間が掛かりますね。
細い路地ではありませんが、普段から結構な人やバイクが行き来しています。
事前に全面通行止めの連絡があったのでしょうか?ガーさんがいないので、ガイコクジンの私には寝耳に水です。
「もしかしたら、端っこが歩ける様になっているのでは?と思い1階まで見に行きます。
駄目だ・・・GRABバイクのジャンパーを来た男性がアパートに出口に座り込んでいます。(恐らくは途方に暮れています)
私もバインミーの店に行くのを諦めます。
まあ、日曜日ですからね、缶ビールでも飲みましょうかね。
バインミーを2本頬張る予定だったのですが、ラーメンを茹で食べます。
昼飯と夕飯どうしよう・・・
デリバリーを使っても、表通りから路地に入ってくることが出来ません。
ガーさんからアパートにオーナーに確認して貰うと、18時過ぎには歩けるようになるらしいです。
14時過ぎたあたりから、雷がなり雨が降り始めました。
う〜ん、こりゃ、夕飯抜きかもしれません。
ガーさんに「何時でも良いので、道が歩ける様になったらハンバーガーを注文して・・」とメッセージします。
18時前になり、ガーさんから「到着」のメッセージが届きます。
但し・・・表通りまで60〜70メートル歩いて取りに行く必要があります。それも裸足で。。。
ベトナムの民と違い、日本人は裸足で外を歩くのに慣れていませんからね。。。
無事、ピックアップ
58歳にもなって、ハンバーガー3個食いです。
・実はビックマックはセットでお願いしたのですが、POTATOとコーラーが入っていなかった
・実はもう1個ぐらい食べられる
流石に、明日になれば、靴のまま歩くことが出来るでしょう。
丸一日、いきなり通行禁止になっても、暴動が起きない、ゆる〜いベトナムなのでした。