流れる時間と今日この頃
学校が休校になり、アパートで終日過ごす様になってから、Skypeを見る時間が増えました。
何かで読んだのですが、今の世の中を穏やかに生きる為には「ニュースを見ないこと!」
確かにそうです。
最近は不愉快な記事が多いし、特にインターネットのニュースはPVを増やすために酷い状況です。
私は日本脱出組なので、首相が誰に決まろうが、おバカなYouTuberの愚行も全く関係ありません。
でも、Skypeのつぶやきは、ベトナム各地のロックダウンの状況把握、その他有益な情報もあるのです。
最近、私のSkypeのタイムラインでも“NFT”や“NFTアート”と言った言葉が頻繁に見られる様になりました。
検索をして、一応状況を把握したつもりなのですが、駄目ですね。。。
頭で理解したつもりです。自分の中に落ちてきません。
ビデオを見て、レッスンプロに指導もして貰ったのに、パターが全然入らないと言った状況でしょうかね。
「まだ」なのか「もう」なのか分かりませんが、56歳ですからね。ここは潔く守備範囲の外とさせて貰いましょう。
何処で何をしていても時間がだけは確実に過ぎていきます。
実際に経験をしてみないと、なにそれ?状態だと思うのですが、Skypeの授業の前にPCを開くと、ついついヤフーのニュースを見てしまいます。
変な所が神経質なので、授業開始の10分も20分も前から、椅子に座りスタンバイ状態です。
その間も⌘Rでページを更新します。
数分に1度は必ず、ニュースの幾つかが入れ替わります。
さて、授業なのですが、長い時は3連チャンです。
1コマが1時間なので、休み無しで3時間生徒との会話に集中します。
無事に終わり、Skypeを閉じSafariに切り替え、ページを更新するとガラッと全てのニュースが入れ替わります。
私がハノイのアパートで授業をしている間にも、確実に3時間が経過して、地球上では色々な事が起きています。
当たり前の事なのですが、この⌘Rの瞬間にいつも新鮮な感じがします。
7月の末に学校が閉鎖になった時、これから暫くは「仮の毎日」だと高をくくっていたのですが、それが2ヶ月以上も続くと、この数十日も短い人生の貴重な日々だと言うことに気づきます。
なんだかあまり良く無い方向で、安定してきてしまいました。
私の場合は、まだ、部屋にガーさんも居るし、1日に数時間はSkypeの授業をしているので、沢山の若いベトナム人と濃密な関わりを持っています。
でも、たった2ヶ月程度で、自分の中の当たり前が変化してしまうものですね。
もし、ガーさんもおらず、Skypeの授業がある無かったら。。。と思うと少々恐ろしいです。
何年間も引き篭もり生活をしている人なんて社会に出るのは不可能に近いんじゃ無いだろうか?
日本には現在、60万人以上の引き篭もりがいるらしいですが、これは本当に深刻な闇の世界です。
何歳かは?分かりませんが、退職後の生活もこんなもんでしょう。
自室で好きな事をして過ごすのは楽なのですが、社会との関わりを絶って行きていくのは無理ですね。
たまにはマズイ物を食べないと、美味しい物の有り難みが薄れてしまいます。
バイクの波に揉まれイライラしたり、突然の土砂降りの中を走ったり、やる気が出ない時『エイヤッ』とベッドから出る事も幸せを感じる為に必要な事です。
ホーチミンやダナン、ハイフォンなどでもロックダウンが緩和される様なので、少しづつですが、元の暮らしにもどるのでしょうかね?
あ〜〜早く、醤油の海に溺れたいのです。