嗚呼BLTサンド也。
ホーチミンも乾季に入りましたね。
これから約半年間は殆ど雨が降りません。
対して少し前まで暮らしていたハノイは朝晩の最低気温が20度を割り込んでいます。
ワタクシ的にこの気温だと、寝る時に『何か』掛けないと肌寒いのです。
東京はと言えば、最低気温がいつも間にやら、一桁台です。
これは、しっかりと厚手の掛け布団が必要ですね。
このハノイや東京の気温を見て、ついつい麻生さんの様な口をして『へへ、勝ったぜ』などと呟いてしまいます。
別に私が気温を設定している訳では無いし、そもそも、勝ったも負けたも無いのですが、雨を心配せずに、短パンで寝られる事で『へへへ』となってしまうのです。
やっと本編に入ります。
東京に居た時、港区のスーパーで仕事をしていた事があります。
今、考えると心身ともになかなかキツイ時代でした。
そんな仕事の昼休みに必ず、行く場所がありました。
「上島珈琲」です。
珈琲はホットだったり、アイスだったりしましたが、必ず注文していた物があります。
『BLTサンド』です。
ここ1年半位で簡単な料理をする様になったので、ハノイに住んでいた時もBLTサンドを作ろう!と鼻息荒く、スーパーに買い出しに行くのですが、肝心な『B』が無いのです。
然るべき場所に行けば売っていると思うのですが、アパートの近所のスーパーでは無いのです。
ハノイとホーチミンで食す肉のタイプが異なるのか?ここホーチミンでは売っているのですよ。。。『B』が。
ここ数日はBLTサンドを欠かさず作っています。
その『B』なのですが、パッケージは日本のベーコンそのものです。
ただ、恐らく燻製していませんね。
焼いても香ばしさがありません。
レタスは洗った後、キッチンペーパーで完全に水気を取ります。
トマトは私の包丁さばきで可能な限り薄く切ります。(それでも5ミリ以上になってしまう)
ベーコンは買ったらすぐに、細かめに切り、冷凍保存してあります。それをエッジがカリカリになるまで焼きます。
パンは焼きめがつくまで焼き、「上のパン」にはマヨネーズ、「下のパン」にはイエローマスタード(本当は粒マスタードが欲しい)を塗ります。
そしてBとLとTを挟みます。
私の順番で言うと、「LBTサンド」になります。
このサンドイッチの組み合わせを考えた人は天才ですね。
淹れたての珈琲とLBTサンドをテーブルの上に置くと、神々しささえあります。
なんと、喜びのレベルが低次元なのでしょうか。。。
安上がりと言う言葉がピッタリな59歳なのでした。