エレキギターがやってきたヤア ヤア ヤア
少し前のBLOGで書きましたが、待つこと1ヶ月半・・やっと、「My エレキギター」がやってきました。
「F」と印刷された段ボール箱に入ってきましたが、どこかの国から遠路はるばるやってきたのでしょう。
ギター弾きでないと分かりませんが、「さて、どんなギターにしようか・・」と言う時に迷うのが、
ハムバッカーか?シングルか?です。
若い頃はハムバッカー一択でした。
歪ませた時の図太い音が堪りませんでした。
レスポール(但しGreco)だって重いのなんのって。。。
ネックを持って持ち上げる時に、「ヨッコラショ」
ケースに入れる時も「ヨッコラショ」です。
当時はシングルコイルが軟弱に感じましたね。
ストラトなんて、ボディーは扁平だし薄っぺらいし軽いし・・・
草を食む草食動物です。
対してレスポールは何でしょうか。。。
ライオンか?トラか?
還暦ギリギリセーフの今回選んだのはシングルコイルなのです。
ストラトかテレキャスター?
何しろFender系のギターは殆ど弾いたことがないのです。
日本だったら、楽器屋でいくらでも選ぶことが出来ますが、ここベトナムではそんなに簡単ではありません。
幸い、ホーチミンには、以前、GibsonのLes Paulを買った店があります。
でも、行ったところで日本みたいに、壁にズラーッとギターが吊るしてあるわけではないのです。
店内にある数本の在庫から選ぶんだったら、エイッ!インターネットで買ってしまえ!
ストラトvs テレキャスターはストラトに軍配が上がっています。
Fender買っちゃおうかな・・・
一番安いモデルだったら130,000円位からあります。
う〜〜〜ん。
ハノイのアパートにEpiphoneのアコースティックギターがあったけど、殆ど触っていなかったしな〜〜
結局、Squierのストラトにしました。これなら38,000円程度で買うことが出来ます。
以前、プロのバイオリニストが通販で買った激安ヴァイオリンで超絶プレイを披露していました。
「弘法筆を選ばず」
私の場合、「弘法筆を選ばず」と言うより「膀胱最近キレが悪い」です。
さて、箱に入って届きましたよ。
「Squier by Fender」と印刷されています。やっぱり、無理をしてでもFenderにした方が良かったかな。。。
手にした時にまず、思ったのは、「ちっちゃ・・・」
もしかしてStudentモデルか何かを買ってしまったのだろうか?
ネックもこんなに短かったっけ??
慌てて、web siteでスペックを確認しましたが、本物のFenderと同等のサイズです。
アコースティックのボディーサイズに慣れてしまったのかもしれません。
ネックの素材もなんだか分かりませんが、塗装をしていないのだろうか?
これはこれでスベスベして気持ちが良いです。
高校生の時はギターと一緒にアンプも買いました。懐かしのGuyatoneです。
今は、「iRig」と言う便利なものがあります。
i-phoneのアプリを経由して鳴らしてみます。
「じゃりーん」
普通、「じゃらーん」と書く所なのですが、シングルコイルは「じゃり〜ん」なのです。
この「じゃりーん感」には、感激してしまいました。
アームを使うと、「じゃりーん」でなく「じゃり〜ん」になります。
音は最高に満足しているのですが、右手と左手で全くシンクロしません。
それに、チョーキングした時、左手の指先が超絶に痛いのです。
高校の時は楽譜を見ずに、何曲も弾いていましたが、いざ、久しぶりにネックを握っても「さて・・・何だっけ」状態です。
ここで数日の時が流れます。
良く言われる様に身体が覚えているもんですね。
あっ!〇〇を弾いてみよう。と思い、途中でわからなくなった時は、指板を見ずに、YouTubeでニュースか何かを見ながら、意識をせずに指だけ動かします。
不思議とそうすると、勝手に指が動いているのです。
左右の指もシンクロする様になりました。
ここ数日は、ニュースを見ながら、珈琲を飲みながら、ついつい、ギターを手にしてしまいます。
最近怖いのが、夜な夜な、ベッドに寝転んでFenderのサイトを見てしまうんですね。
う〜〜ん、
バタースコッチのテレキャスは鉄板だな〜〜
キャンディーアップルレッドのストラトキレイだな〜〜
来年、還暦を迎えると言うのに、おバカな事を考えつつ、眠りにつくのであった。
あっ。そうそう。。。Fenderのストラップは300円で買ったバッタモンです。