パンツ3枚のワタクシ・・・
ミニマリストなんて小洒落たもんではありませんよ。
お金がふんだんにあれば、「これも」「あれも」欲しいな〜と言う物があります。
ただ、先立つものがないので、結果的に「モノ」が極端に少ない生活なのです。
ハノイからホーチミンに引っ越す時だって、バイク2台を別にすれば、大きなダンボール1箱とスーツケース1個だけです。
普通、60歳手前になり、家族と一緒に生活をしている男性の荷物ってどんな量だろうか?
「俺だって、荷物は少ない方だよ!」と言う方もいるかもしれません。
でも、段ボール1箱、スーツケース1個は言う人間はそうそういないのでは・・・
そもそも、そんな人ばっかりだったら、引っ越し屋は必要無くなってしまいます。
今回の引っ越しで荷物少なかったのは、ホーチミンへの引っ越しと言う要素が大きかったです。
布団からダウンから「暖」に関するものはすべて友人にあげてしまいました。
・・・とい言う事で現在使っているアパートのクローゼットはスカスカ状態です。
白のボタンダウンのシャツが4枚、黒のパンツが3枚。
これをローテーションで着ています。
月に上下、1着ずつ買い足し、くたびれてきたら捨てるだけです。
パンツなんてたったの3枚・・・
タマタマを適温に保つためにもう何年も前からトランクス派です。
2日にいっぺん洗濯をしているので、3枚でローテーションが回るのです。
ハノイと違って、屋上のスペース(屋根付き)に干せば、半日でカラッカラに乾きます。
個人的な感想ですが、この「洗濯物がしっかりと乾く」と言うのはなんとも精神的に良いものです。
アパートの部屋には洗濯機がありません(でした)
屋上の物干しスペースに共有ドラム洗濯機が1台あります。
それを使えば良いのですが、そこは、ベトナム生活9年弱のベテランです。
ストレスの原因になる事は引っ越してくる前に分かっています。
「誰かが使っている」のは仕方がありませんが、もう、とっくに洗濯が終わっているのに、洗濯物が入りっぱなしが当たり前なのです。
以前、ホーチミンに住んでいた時も共有の洗濯機だったのですが、そんな場合は大きなゴミ袋を持っていき、その中に洗濯済みの衣類を放り込み、自分の洗濯をするんです。
取り出す他人の洗濯物がレースの〇〇や黒の〇〇ばかりだったら「これ幸い」なのですが、男物のモッコリブリーフなんて、出てきた日にはせっかくの珈琲が不味くなってしまいます。
さて、今住んでいるアパートは3階建てです。部屋数は全部で10位かな?
ここからが、今回の話のオチなのですが、なんと、私以外の住人が全員女性の様なのです。
どうしてそんな事が分かるのかって?
「センタクモノ」ですよ。
先ほど、書いた様に、住人の皆さんは屋上のスペースに洗濯物を干します。
私も2日に1度は干したり取りにいったりします。
その際、一度も、男物の衣類を見たことがないのです。
下着〇棒と言う輩がいないのか?この国の方々はオープンに下着を干します。
私だって、一応、グリコのポッキー並みではありますが、股間にちっこいのがついていますからね、赤や黒のブツがユラユラと風に揺れらているのを見ると、目玉がそっちの方を見てしまいます。
まあ、ここまでは勝手に「良し!」としましょう。
問題は反則技(服)がぶら下がっている時があるのです。
看護婦さんの服です。ナース服と言うのだろうか?
その昔、歌舞伎町で一度、脱がした事があった様な記憶がありますが、今回の「コレ」は正真正銘清く正しい服なのです!
正直、人生59年間で初めて「干してあるナース服」を見たのです。
よからぬ事を考えない様にしなければなりません。
うっかりすると教師として聖職者の「聖」の字が変わってしまうのです。。。