新しい冷蔵庫なのです!in ホーチミン
ハノイで使っていた冷蔵庫はまだ、新しかったのですが、えっちらほっちらベトナムを縦断して傷だらけになると嫌なので友人にプレゼントしました。
今、住んでいるホーチミンのアパートには冷蔵庫(初代)がありました。
ただ、ほとんど「冷えない」のです。
庫内の温度調整をマックスにしても、多少、冷たくなったかな???と言うレベルです。これだったら仮に、冷蔵庫内に閉じ込められたとしても凍死する事はありません。※但し酸欠にはなるでしょう。
アパートのオーナーにその旨を伝えた所、交換してくれました。
今度はたまたま、ハノイで使っていたのと同じ製品です。
どこかに保管してあったのか?購入してくれたのか?不明ですが、「見事な」中古冷蔵庫です。
この二代目もギリギリOKレベルの庫内温度です。
「まあ、とりあえず、腐らせずに保存出来るからい〜か」と思って使っていました。
ある日、掃除の際、冷蔵庫を拭こうと側面に触れた時です。
「あちっ!」
改めて、手を当ててみましたが、5秒と我慢出来ないほど熱いのです。
最近、仕事を終え、夜部屋に入った時に「ムア〜」と暑かったのは「コイツ」が原因だったかもしれません。
パネルヒーターを付けっぱなしにしているのと、同じ状況ですからね。
同僚に付き合ってもらい。最寄りの電気屋に向かいます。
一人者ですからね(今のところ)そんなに大きな物は必要ありません。
丁度良い商品がありました。
日本人には嬉しい「THE・TOSHIBA」です。
価格もお手頃?な510,000VND(約31,000円)です。
日本で冷蔵庫なんて買ったことがないのすが、果たして高いのか?安いのか?分かりません。
冷凍庫が大きいタイプなので、便利です。
その日の20時に配送してくれるそうです。(この時点では恐らく来ないと疑っています)なぜなら、それがベトナム式ですからね。
疑いつつも、20時を過ぎること約20分。。。
同僚から「今、アパートの前に到着した」との連絡。。。
バイクですよ。バイク。
この国では冷蔵庫程度の大きさだったら、おじさん一人が余裕でバイクの後部に積み持ってきます。
運転中に落とさない様に、紐で冷蔵庫をおんぶしています。
おじさんがバイクを降りる際は冷蔵庫を支えて上げます。
バイクから冷蔵庫を下ろした後は段ボールの結束バンドに肩を通して、これまた冷蔵庫をおんぶします。
部屋の中まで運んでもらい、箱から取り出し、レシートにサインをして「ご苦労様」となります。
おじさんには少しお礼を渡します。
昔から冷蔵庫を移動したら一定時間電源を入れてはダメ!なんて言いますね。
インターネットで確認しましたが、やはり、その様です。
翌日、部屋の中の定位置に移動した後、厳かに通電式を行います。
ブーンと小さい音がして、新品の庫内は清潔そうな匂いがします。
一定のレベルまで冷えるのに、時間が掛かりますね。
おバカですが、何度も何度も扉を開けて、着実に少しづつ庫内が冷たくなっていく様子を「ヨシヨシ」と言います。
ジージーと妙な音もしないし、何しろ、側面を触ってもひんやりとしています。
・・・と言っても大した物は入っていないんです。
冷凍庫に「食パン」「紅茶」「アイスノン」
冷蔵庫には「にんにく」「とうがらし」「6Pチーズ」「スライスチーズ」「エメンタールチーズ」「イエローマスタード」「マヨネーズ」以上!
さて、この冷蔵庫がパートナーが作ってくれた料理でイッパイになる日は来るのだろうか・・・