日本からの悲しいメール
本日より1週間のスタート、月曜日。
先週、車に轢かれたのがストレスだったのか?疲れが溜まっていたのか?昨日あたりから、頬のあたりにヘルペスらしきプツプツが出て来ました。
疲れがピークになると、年に数回発症するので、慌てることはありません。
ただ、日系の病院に行くと、とんでもなくお金が掛かります。ホーチミンに来て直ぐに、何も知らずに1区の日系の病院に行った所、診察費と薬で確か15,000円程度。。下手をすると、ベトナム人の月給並みです。
今回はその時に保管しておいた、薬の袋を持って、薬局へ。。
この薬は日本でも高いんです。皮膚科に行って、処方して貰う時に毎回、高いけど大丈夫ですか?と聞かれるほど。。
自宅近くのPharmacyへ。。薬局は英語が通じるので安心です。5日間飲みきり分でしめて700円也
ベトナムは薬が安いそして、結構、危ない薬まで簡単に買う事が出来ます。
ヘルペスはこの薬を5日間きっちり飲めば、完治するので、まずは安心です。
自宅に戻る前にカフェ珈琲を飲みながらPCを開くと、日本で世話になった写真家の高柳さんからメールが届きました。
タイトルは
“悲しい知らせです。”
ドキッとしました。誰かが亡くなったのは、タイトルで想像出来ました。
お世話になったデザイナーの小川さんが亡くなったとの事。
小川さんとは、WEDGEと言う雑誌のロケでNew Zealandロケをご一緒させて貰いました。
オークランドからクライストチャーチ、テカポ湖、山に登ったり、ロケバスで移動して今思い出してもとても楽しいロケでした。
毎晩ディナーに出てくる、不味いラム肉に辟易したのも思い出しました。
小川さんは、今時珍しい、根っからの我道を行くタイプのデザイナーさんでした。
あまりにもマイペースなので、四六時中一緒にいると、イライラすることもあるのですが、人間的にとても魅力のある人でした。
まだ、70歳だったそうです。
New Zealandロケの後、私は滅多に会うことが無かったのですが、写真が好きだった人でイタリアに行って写真を撮りためては、時々個展を開いていました。
何年も前になりますが、銀座で開かれた個展でお会いしたのが最後になってしまいました。
高柳さんからのメールの締めくくりは、
TAMAもまだこれからです。もっともっと楽しんでください。
でした。
死んでしまったら、ジ・エンドです。
車に轢かれても、死ななかったのは超ラッキーです。
ここ暫く、気持ちの晴れない日が多かったのですが、小川さんの為にも目一杯後悔のないように生きなくてはいけません。
小川さんは天国でも子供のような様子で写真を撮っていると思います。