あ〜!満タンにしたい!溢れるまで注いでチョウダイ!!
多少深さのある陶器の皿の上に安っぽいガラス製のコップ。
※グラスでは無く、“コップ”
日本酒の王冠が“ポンっ”と抜かれ、右手で一升瓶の首根っこ、右手で底を支えながら、トクトク。。。と言う心地よい音とともに、コップに日本酒が注がれる。。。
7分目、8分目。。。まだまだ。。。
表面張力でこんもりと盛り上がっても、更に注ぐ。。。
皿に溢れた、日本酒は“大人のおまけ”だ。
ビールも一緒。
黄金色の麦酒がキンキンに冷えて、真っ白になったグラス(ここではグラス)に注がれる。
8分目位まで注がれたあとは、絹のようなクリーミーな泡が、麦酒に蓋をする。
こんもりと盛り上がる真っ白な泡。
この“大盛り”感にとても、興奮してしまうのは、私だけだろうか・・・
突然、場所が変わり、ホーチミンのガソリンスタンド。
車より、圧倒的に多いので、給油客の大半はバイクで乗り付ける。
日本と比較しても、客の絶対数が多く、簡単な給油機が多いので、“満タン”で料金に端数が出る様なガソリンの入れ方はしない。
ほぼ、100%、切りの良い金額分だけ給油してもらう。
自分のバイクに対して、メーターを見て、どれくらい減っていれば、幾らくらい給油出来るか?しっている。
私のHONDA、LEADの場合は、EMPTYの赤い目印にメーターの針が掛かった辺りが給油のタイミング。
これを逃してしまると、いつガス欠になってしまうか?ドキドキしながら走る事になる。
ベトナム語が全くダメなので、給油の際は片手(5本指)を出すだけ。
50000vnd分給油してください!
本当が給油の回数を減らすために、目一杯入れて貰いたくて、何時だったか?6本指を出した事があったのですが、却下され50000vnc分しか入れて貰えませんでした。
EMPTYちょっと手前の状態から、50000vnd分ガソリンを入れて貰うと、メータは7分目位まで上がります。
日本で50年育った、私しては、満タンに慣れています。
日本の場合は、職人か!と言うくらい、ガソリンタンクスレスレまで、最後は数滴まで調整して入れてくれますね。
そうすると、車のガソリンタンクのメーターはFULLを遥かに振り切り、天井に“カツン”と張り付いています。
これが、とても、きもちが良い。
別に何てことは無いのですが、何とも言えない達成感に満ち溢れる事が出来ます。
ガソリンスタンドのお兄さん!ありがとう!
ベトナムのガソリンスタンドのお兄さん方は、片手に大量の紙幣をガバッと持っています。
素早くお釣りを渡せる様に、額の異なる紙幣が綺麗に並んだ状態で、持っているんです。
これは、ベトナムあるあるですね。
観光で訪れたら、給油の機会はないかもしれませんが、ガソリンスタンドを通りかかったら、是非、みてください。