海外では、分からない事は、迷わずに徹底的に聞く事!
私事ですが、自他共も認める、かなりいい加減な性格です。
ホーチミンに1年10ヶ月も住んでいながら、全く、ベトナム語を話す事が出来ないので、普段の会話はもっぱら英語です。
英語を母国語とする人達に、ゆっくりと喋って貰えれば、そこそこ理解出来るのですが、ベトナム人のは話す英語が分かりにくい。。。
センスのある人や特別教育を受けている人の発音はとても聞きやすいのですが、大抵の人の英語は、何とも聞きにくい。
紙に書いて貰うと一発で分かる事が多いです。
ベトナムの友達と英語で世間話をしていて、??と思っても、“yes”とか“sure”と言ってやり過ごしてしまうタイプです。
pardon?とでも、聞き貸せば良いのですが、まあ、いーかな。。。と言った感じ。
ただ、今回の様に、旅先!それもプノンペンとなると様子が違います。
今日はホーチミンに帰る日です。
バスのチケットは予約済みで手元にありますが、ホテルまで迎えに来てはくれません。
チケットにある、バス停の住所をGoogleマップで検索してみると、ホテルからは、結構な距離があります。
歩くと30〜40分位掛かってしまうかもしれません。
それだけの距離を歩き、万が一場所が違ってた!乗り遅れた!なんて事になると、プノンペン一人ぼっちと言う最悪の結果になってしまいます。
今回、お世話になった、“Queen Wood Hotel”です。
※特別、料金や場所を紹介するほどのホテルではありません。
私が泊まった部屋は1泊30USD、節約したい方は連泊の際の“掃除不要”もオーダー出来ます。廊下ですれ違う人も欧米人の長期滞在風中年男性が多かったです。
さ
て、フロントの女性スタッフに、チケットを見せ、場所を確認して貰います。
“Near here!!”
との事。
えっ?
Googleマップを見せると、これは間違っているとの事。
いや、Googleは間違わないと思う。
こんな時に思い出すのが、男はつらいよ 第42作 ぼくの叔父さんですね。
浅草のごぜう屋で寅さんが満男に日本酒の呑み方を伝授するシーンがあるのですが、戸川京子扮する店員に“お姉さん 綺麗だね”と声をかける。
寅さん曰く、これでサービスが良くなる。との事
何だかフロントのカンボジア人のお姉さんが戸川京子に見えてきました。
まさか、突然、You are beautiful!!と言うわけに行かないので、ポケットにあった3USDを渡しました。
「申し訳ありませんが、チケットに書いているバス会社に電話をして、予約と場所の確認をして貰えませんか?」
OK!!
“ほらっ!”寅さん効果!
場所は、GoogleMapの場所から微妙にずれており、確認して貰って良かったです。
おまけにホテルの外にいる、トゥクトゥクのドライバーを捕まえ、行き先の説明までしてくれました。
ここぞ!と言う肝心な時は、迷わずに徹底的に聞くべきです。
一歩間違えると、折角の旅が台無しになりかねません。