ペペロンチーノと落語で締めくくる正月
午前8時前のアパート、オリーブオイルでニンニクを揚げる香りが漂っています。
いや、そんな生易しい状態ではありませんね。むせ返るような匂いが充満しています。
私のアパートには小さいながらもキッチンはついているのですが、換気扇が無いのです。
煙が出るような調理をする時は、玄関のドアともう一部屋の窓を開けて強制的に廊下に排気します。
昨晩、ベッドの中で決意をしたのです!
明日は朝からペペロンチーノを作る!
このペペロンチーノを作るのは2度目です。
少し前のブログに書きましたが、You Tubeでたまたま作り方を見つけたのです。
そもそもフツーのペペロンチーノを作った事が無いのですが、どうやら『この作り方』はかなりイレギュラーな様です。
でも、とても美味しかったのですね。
作っている最中はどうなる事か?と思っていたのですが、食べてみたら。。。
美味しいではありませんか!
レストランで食べると何となくハッキリとしないお味ですが『個人的な感想』このペペロンチーノはキチンと味が付いているのです。
ワシワシとかき込むように一気に食べてしまいました。
そして今日が2度目の挑戦です。
前回、水が足りなくて途中で注ぎ足したので今回は調整をします。
コチラです。
是非、お試しあれ!
ガーさんが田舎に帰って何日経つでしょうかね?
冷蔵庫、冷凍庫にストックしておいてくれた料理も残すところ、パスタのトマトソース1回分だけです。
料理やスープなどが入っていた容器です。
アパートでダラダラしていただけなのによくもこんなに食べました!
後は、何処から仕入れてきたのか?日本のラーメン『塩、醤油、味噌』が揃っています。
そろそろ賞味期限切れになりますが、乾麺ですからね、全然気にしませんよ。
まあ、料理のストックが無くなったって、外で食べれば良いだけです。。。。と、一昨日まで簡単に考えていたのですが。。。ベトナムでもコロナウイルスの感染者が見つかり、昨日からレストラン、カフェなど全て閉まってしまったのです。
これは予想外の想定外です。
5日間位の断食はへっちゃらなので、この際思い切っても良いのですが。。。
あっ!カルビーのフルグラを見つけました。
まだたくさん入っているので、これで2日は大丈夫でしょう。
ガーさんはいつ戻って来るのだろうか?
ベトナムでの生活は100%ガーさんに依存しているので、居ないとまあ何と不便な事でしょうか。
琥珀色の見方も1本と4分の1ぐらい残っています。
スコットランドからやって来たバランタインと言います。
コイツをちびりちびり飲めば、別に夕飯は要りません。そうそう、冷蔵庫にチーズも発見しました!
ガーさんの不在で困るのは、なかなか寝付けないのです。
寝る時は大抵のガーさんのお腹に手を置いているのです。
40歳前の女性の腹と言うのはポニョポニョしていてなかなか良いですよ。
『崖の上』だけじゃありませんね。
『そのポニョ』が居ないとなかなか眠ることが出来ません。
寝返りを打ち、音楽を聞いたり、時々ニュースを見たり。。。
ここ数日『あー!もう眠れない!』となったらYou Tubeで落語を聞いています。
落語は中学生の時に出会いました。当時、英語の塾に通っていました。
塾の経営者は『関根先生』と言っただろうか?
その先生の家の敷地内に15人も入れば一杯になってしまう程度のプレハブ教室がありました。
関根先生と奥さんともう一人若い男の先生がいましたね。
経緯はまったく記憶に無いのですが、その若い先生から落語のカセットテープを貸してもらったのです。
真剣に聞く初めての『落語』でした。
感想を先生に話すと喜んでくれて、次から次へと貸してくれました。
当時、聞いた落語家さんが誰だったのか全然覚えていませんが、最近聞いているのは『小三治さん』です。
リズムが良いですね。
何度も聞いてお馴染みの演目だと途中で寝てしまう事もあるのですが、大抵は最後まで聞き入ってしまいます。
恥ずかしいほどベタベタの演目ですが、一番好きなのは『時蕎麦』です。
色々な落語家さんの時蕎麦を聞きましたが、やっぱり『小三治さん』が一番ですね。
さて、今晩は「粗忽長屋」か「死神」でも楽しみましょうかね。。。