昨日モロッコ人になったと思ったら、今日はイタリア人。一人多国籍軍のワタシ。。。
自慢ではありませんが、鼻が高いのです。
どちらかと言うと鷲鼻、かぎ鼻です。
子供の頃は、友達から「魔女みたい」と言われたこともあります。
その友達は私より更に、頭の弱い子だったので、“魔女って女では?”とは突っ込みませんでした。
今は、見るも無残な姿ですが、髪の毛だって「生えている」頃はサラサラで真っ茶色だったのです。
電車の中で痴漢にあったのも、この頃です。
本当に女の子みたいな男の子でした。
日本に住んている時は、当たり前ですが、日本人として一応、街中に溶け込んでいました。
ホーチミンに来てからいきなり、外国人になりました。
プロフィールの写真でも分かりますが、髪の毛は無いし、背が高く痩せていて、どうやらベトナム人が持っている日本人のイメージとはかけ離れている様なのですね。
スターバックスでは、名前を聞かれ、『たま』と言ったつもりが、カップに「THOMAS」と書かれアメリカ人に。
先程は、半年も通い続けている、フーティウーの店でイタリア人か?と聞かれました。
えーっ?
半年もイタリア人と勘違いをしていたのでしょうか?
まあ、もっともオヤジさんはイタリア人に会った事があるのだろうか?
オヤジさんのイタリア人のイメージってこんなにガラが悪いのだろうか?
この「西洋人に見られること」って結構便利なのです。
私だけでは無いと思うのですが、なんとなく、身体がでかくて、鼻の高いガイジンにコンプレックス感じませんか?
ギブミーチョコレートの世代ではありませんが、日本にいるのに、英語で質問をされ、答えることが出来ないと申し訳なく感じてしまいます。
子供の頃に「奥さまは魔女」って放映していましたね。
こっちは、星一徹が住んでいる様な隙間風が吹き込む日本家屋で見ているのですが、テレビの中は同じ地球上か?と思うくらい豪華な生活でした。
家の中にいるのに、アメリカ人はお出かけする様な綺麗な服を来ています。
お母さんの金髪はいつも綺麗にセットされ、お父さんも半纏でなくカーディガンか何かを着ています。
キッチンだって、日本家屋がそのまますっぽり入ってしまいそうです。
え〜っ?父ちゃんと母ちゃんが、キスしてる〜 なんて驚いたものです。
改めてYouTubeで見るとカラー放送だったのですね。
そうか、我が家にあったSONYのテレビが白黒でした。
おまけに、チャンネルが壊れていて、プライヤを使ってガチャガチャ回していました。
この頃の「アメリカってすげな〜」と言うイメージが強すぎるのでしょうね。
ベトナム人が「奥さまは魔女」を見たか?分かりませんが、私への対応を見る限り、ガードマンのオジサンあたりは、「オラ、外国語わがんねーから、とりあえず、ニコニコしておくべ」と言う、少々不自然な笑顔でバイクを預かってくれます。
まあ、暫く「なぞの外国人」と言う事にしておきましょうかね。