ガソリンメーターの修理に行く。正解を予想するってとても大事大切です。
今朝はSkypeの日本語授業がありません。
18時まで完全にフリーの1日です。
朝はフランスパンにクランチタイプのピーナッツバターを付けて簡単に済ませます。
たまにはこんな俗っぽい朝食も良いものです。
さて、ガーさんと一緒になんちゃってスーパーカブのガソリンメーターの修理に出掛けます。
『なんちゃって』と言うのは、一見HONDAのスーパーカブなのですが、HONDAのロゴが付いていない6万円の代物なのです。
エンジン、燃費などは価格の割に申し訳ないほど調子が良いのですが、ガソリンメーターだけ今ひとつなのです。
ガソリン残量に関係なくメーターが勝手に上下します。
先日、ガーさんの幼馴染がハノイに出てきた時に乗ったのですが、メーターでは残量があるのにガス欠で止まってしまいました。
彼女はベトナム人なので、直ぐに解決する出来ますが、私が見知らぬ土地でガス欠になったら少々面倒くさいです。
実は購入直後からこの不具合は発生していて、一度修理して貰いました。
メーターまわりを全て取り外しての大手術でした。
一旦は、直ったものの、最近は又、メーターが勝手に上下します。
今日、バイクを見てくれたスタッフはフロント周りに一切触らず、シートしたのタンク残量を検知する電気接点を見ています。
新しい電気ケーブルを持ってきて、交換してくれました。
この間約10分です。
メーターが勝手に動くのは、接点の不良だと思うので、これで大丈夫だと思います。
どんな不具合にしても、原因がなにか?を想像、予想する事が大切です。
これって何をするにも鍵になりますね。
帰る途中、ガソリンを満タンにして洗車してもらいます。
ベトナムはバイクの数が半端では無いので、至る所に、修理屋や洗車屋があります。
この洗車も、場所によって仕事が全然違います。
高圧電気水を吹き掛け『はい。終了』と言うところだってあります。
アパート近くのこの洗車屋はとても丁寧に洗ってくれます。
水で埃を落とした後、洗剤の泡を使い手洗い、そしてエアーで水気を吹き飛ばします。
10分位時間を掛けて洗ってくれて約100円です。
昼飯時になり、ガーさんが何か焼き始めました。
タレに漬けこまれた豚肉です。
香ばしい匂いが部屋の中を漂います。
この「タレ」というやつは曲者ですね。
「ソース」はピンときませんが、「タレ」と言う言葉の響きは食欲が一気に弾けます。
この言葉は「ダレ」が考えたのでしょうか?
この肉はアパートのお隣さんで買ったそうです。
手の平サイズの豚肉が4枚(500g)で約350円だそうです。
自分で料理をしないため、こういった食材の値段が高いか安いか?想像出来ないワタクシ。。。
フライパンの上でジュージュー音を立てている豚肉を見て良いことを思いつきました。
「豚丼!」
先程の「タレ」同様「丼」と言う言葉にも日本男子は心動かされます。
ガーさんに豚丼をお願いするも、、、作り方が分からないとの事なので、自分で盛り付けましょう。
・・・と言ったって、丼にご飯を敷き、その上に一口大の豚肉。仕上げに海苔をパラパラするだけです。
どうですか!この勇姿!
ガーさんが作る料理はすべて美味しいのです。
スーパーカブの修理ではありませんが、料理として味の正解が頭の中で想像出来ているのでしょう。
タレがあまりにも美味いので、作り方を聞いてみると、蜂蜜をはじめ色々な隠し味が入っています。
美味しい料理を作るって究極のクリエイティブワークだと思います。
レシピがなくても、「舌が覚えている味」を脳みそで処理して、再現する事が出来ます。
さて、明日の夜、ガーさんは一旦田舎に戻ります。
軍人のお兄さんが休暇の為、久しぶりに帰郷するらしいのです。
ハノイを空ける期間はたったの1週間なのですが、胃袋とアッチの方を中心にガーさん依存症が進行しているので、心配です。
アッチの方は良いとしても、ガーさんの抜きで何を食べるか?というのはかなりの問題なのです!