サスライの焙煎士
人から「趣味は?」と聞かれれば、「音楽と珈琲」と答える様にしています。
※昔、何とかとワイシャツと何とか?と言うヒット曲がありましたね。
そば打ちとか史跡巡りとか、人様から「はあ〜」とか「へえ〜」と言われる様な高尚な趣味でも持っていれば良いのですが、私の場合、見事なまでに「音楽と珈琲」なのです。
音楽と言っても、本当はJAZZなのですが、珈琲とJAZZなんて言うと、ペアが完璧すぎて格好つけすぎなのですね。
今、暮らしているベトナムで珈琲と言えば、「ベトナム珈琲」です。
私も1年に何回かは飲む機会があります。でも、敢えて、自分から飲もうと言う行動には出ません。
出先などで「どうぞ」と出てきた時には、美味しく頂きます。
食後に同僚があま〜いベトナム珈琲を飲んでいるのを見ると、珈琲に対する感覚がそもそも、違うのだな!と感じます。
ここ最近で、「あ〜美味いな〜」と思わず口から感嘆符が出てしまったのは、バンコクのUCC珈琲のハウスブレンドです。
UCC珈琲が紀伊國屋書店の奥にあるのですよ。
これは卑怯な組み合わせです。本、雑誌をペラペラとめくった後に、ふらりとUCC珈琲に入り、ゆったりとしたソファーに座り、珈琲を愉しむ。。。「楽しむ」んじゃないんです「愉しむ」んです。
この卑怯な組み合わせは「銭湯+瓶のコーヒー牛乳」に匹敵します。
はたまた、「サウナの後+キンキンに冷えた生ビール」か。。。
珈琲は五感で楽しみますね。
高級なブレンドでも、時間に追われ、アチアチ言いながら、ごくごく喉に流し込んだってちっとも上手くありません。
茶道ではありませんが、抽出するまでのプロセスも楽しんでこそ、美味い珈琲!と言うものです。
「私の趣味は珈琲です」と言うものの、微妙な味の違いがわかるかと言えば、全然です。
個人的に美味しいと思う珈琲は
1位:ドトールコーヒー
2位:セブンイレブンの珈琲ですからね。
また、同じ豆で同じ様に抽出しても、「おっ!うまい!」と感じる時も、少し残してしまう時もあります。
ちなみに、私の場合、珈琲は健康のバロメーターです。
体調が今ひとつの時は、珈琲が美味しくありません。と言うか、「飲みたい」と言う気持ちにならないのです。
さて、私の場合は、ベトナム国内のコーヒー農家から、直接、アラビカ100%の焙煎した豆を買っています。
1回につき3キロ買うのですが、約1ヶ月で無くなってしまいます。
淹れる時はその都度、HARIOの手挽きのミルを使っています。
もう、10年近く使っているミルです。何回か落としてしまったので、プラスチックの外側にはヒビが入っています。
また、ダイヤルを調整するのですが、挽き具合がバラバラなのです。
コーヒーミルを買いました。
何かしら商品を購入する際はレビューが参考になるのですが、最近は、YouTubeがとても便利です。
世界中の人の動画によるレビューを見て製品を比較する事が出来ます。
「KINGrider K6」と言う手挽きのミルを買いました。
中国製ではありますが、どうやら評判が良いのです。
日頃、珈琲を入れている時に満足できない点があります。
温度を調整したお湯を注いでも、モコモコと泡が出ないのです。
YouTubeで焙煎士が珈琲を淹れている様子を見ると、大量の炭酸ガスでこんもりと豆が盛り上がります。
私が買っている豆は焙煎後、時間が経過してしまっていますね。
あの「モコモコ」を楽しむためには・・・焙煎機を買うしかありません。
・・・と言う事で買ってしまいました。。。「焙煎機」
焙煎後、最適な飲み頃は3日〜と言いますね。
生豆も3キロ買いました。
来週には届きます。
珈琲は好きですが、素人ですからね。
これだけ、器具を揃えても、美味しい珈琲を淹れられるかわかりません。
でも、楽しければい〜んです。
明日の土曜日、狭いアパートの中は焙煎時に出る煙と匂いで大変な事になるのです。