何度目?かの引っ越し in ベトナム
フト、指を折ってみると、いつの間にやらベトナムに来て8年8ヶ月も経っているではありませんか。。。
我ながらしぶとく生き残っているなーと感心します。
約半年前にハノイからホーチミンに引っ越してきました。
ホーチミンが故郷でも何でもないのですが、『帰ってきた感』イッパイです。
煤けた曇り空のハノイに比べて、ホーチミンはノーテンキにスカッと青空が気持ち良いです。
職場がホーチミンの12区だったので、アパートも職場からバイクで10分以内の静かな場所を探して貰いました。
完全な住宅街で静かだし部屋も広いし明るいし気に入っていましたよ。
ただ、突然の転職です。
ホーチミン校からハノイの本校に移動してくれと言われましたが、ヤット帰ってきたのに、たった半年でハノイに戻りたくないのです。
新しい仕事なのですが、ベトナム人の友人が日本で立ち上げた会社の手伝いと日本人の友人がホーチミンの1区で始める日本料理店の手伝いです。
職場は1区になるのですが、12区から1区までの13キロは朝晩のラッシュ時を多少ずらしても、40分以上掛かります。
2週間程度は、イライラ運転をジッと我慢しつつ、バイク通勤していました。
ただ、生まれつき?気が短いワタシとしては、通勤で寿命をすり減らしている様な気がします。
こりゃ〜引っ越ししなくちゃな〜と言う事でベトナム人の友人に1区の職場まで、鼻歌を歌っている間に到着する距離のアパートを探してもらいます。
幾つかの物件を探してもらいました。
そこそこの広さがあり、それはそれで良いのですが、バイクで20分とか25分とか微妙なのです。
12区からの移動を考えれば、時間は半分になります。
ただ、来月から雨季に突入するホーチミンの天候具合を想像します。
降っている時間は短いとは言え、暴風雨、道路の冠水、大渋滞。。。
え〜〜〜い。
1区のヘムの中に引っ越してしまえ〜!
「1区のヘム」・・・ホーチミン通の方なら「あ〜あそこね」となるエリアです。
レタントン通り沿いに日本人が集まり日本人街の様な所です。
ここは私がベトナムに来て直ぐに住んでいた場所です。
当時もウッフンマッサージやガールズバーがありましたが、私がハノイに行っている間に「大歓楽街」になってしまいました。
狭いエリアの中に何百人のアオザイを着た、超H系のお姉さんが客引きをしている事でしょう。
日本人の友人を介して、その、歓楽街のど真ん中にアパートを紹介してもらいました。
右を向いても、左を向いても、BAR BAR BAR・・・です。
1本アッチの通りは右を向いても、左を向いても、マッサージマッサージマッサージ・・・です。
仮に酒好きで30歳若ければ散財の危険性大ですが、私も場合は安心安全です。
ちなみに、アパート前の通りです。
歌舞伎町のど真ん中に住んでいる様な感じでしょうかね?
部屋の広さは12区のアパートの1/3位です。家賃は2倍以上です。
筋トレ用のベンチを「どこに置こうかな〜」と言うスペースです。
ただ、贅沢は言えません。職場まで歩いて数分です。
突然のスコールが来ても、へっちゃらです。
昨日、同僚と数人のベトナム人に手伝ってもらい、荷物を運び込みました。
こんな感じです。
サービスアパートメントなので、掃除や洗濯の必要はありません。
それに浴槽つきなのが、嬉しいです。
そうそう。。。ほぼ確定の予定なのですが、4月位から、ホーチミンとバリ島を行ったり来たりする生活が始まります。
実は先日、還暦を迎えたのですが、まだまだ、刺激的な日々がやってきそうで、なんとも楽しみなのです。