例によって年の瀬感ゼロのホーチミンにて。。ちょっと早いけど1年を振り返る
ベトナムの物流はまだ、日本レベルには程遠く、街中を走るトラックの数は少ないです。
でも、通販の商品など、あっという間に届くことがあります。
おびただしい量のバイクを使い人海戦術で物資を輸送します。
バイクのシートに乗せる物のサイズや重量に規制がないのか?
「それはちょっと無理があるのでは?」
と言うタンスや冷蔵庫まで器用に運んでいます。
バイクで運ぶ事が出来ない「大物」については、この「荷台つきバイク」が登場します。
4輪扱いになるのか?運転手は必ずノーヘルです。
バイク部分に雨除けの幌がついているタイプもあり、私はいつの日か、乗ってみたいのです。
幌付きの場合、一気に西部劇の雰囲気満点になります。
頭の中にはローハイドの「ローリン♪ローリン♪ローリン♪」が流れます。
腰に拳銃をぶら下げて、タバコを煙たそうに咥え、クリント・イーストウッドに跨って貰いたいです。
カレンダーを見ると、もう12月27日ではありませんか。
ホーチミンに移り住み、2度目の年末ですが、年の瀬感ゼロです。
日本では、余ったクリスマスケーキの安売りが終わった翌日から正月モードでした。
しめ飾りなどを売っている屋台が出ます。
年がら年中暖かいというのも理由なのでしょうね。
「年越し=寒い」が50年掛けて身体に刻まれていますからね。
今年は本当に色々な事がありました。
NHKスペシャルではありませんが、「激動のいち年」でした。
53年目の人生がこんなにバラエティーに富むとは思いませんでした。
マンネリ化して何となくレールの上に乗ってしまうのが怖い私にとって、こんな楽しい事はありません。
幾ら趣味が充実した所で、働く喜びと比較する事は出来ません。
そういう意味でも、「天職」に出会えた事が最大の収穫です。
人前で話すことは嫌いだし、頭の悪い私が教員免許を持っているはずもありません。
でも、人の役に立ち、人に何かを教えることが向いている様なのです。
先日、ブログでも書きましたが、これは自分で探し当てた事ではなく、周りから与えてもらった事です。
という事で、テト明けからはハノイでの生活が始まります。
心配はなにもないのです。
来る者は拒まず、去る者は追わずです。
付き合うべき人間か?否?かは出会った瞬間に分かる様になりました。
今年より更に刺激的な1年になる事は分かっています。
さあ、その前にお正月です。
年越しそばも、おせち料理もお雑煮もありません。
せめて、酒だけでも仕入れましょうかね。