日がな一日・・・「おかず♥を楽しむ」
さてと「おかず」の話しです。
学校で授業中に「おかず」を説明しようと思うのですが、まだ、日本語レベルが低い生徒に教えるのはなかなか難しいのです。
「副菜」なんて説明が出来れば良いのですが、余計にややこしくなってしまいます。
「ご飯を一緒に食べるもの」と説明をして、春巻きの写真を見せたりすると、日本では春巻きの事を「おかず」って言うんだ〜と勘違いされてしまいます。
タイトルでは「おかず」の後ろに「♥」を入れました。
こうなると、袋とじ企画の様ですが、殿方のお楽しみ「お♥か♥ず」になります。
昔は河原で半分や焼け焦げた「バチェラー」なんて拾うと大切に持ち帰ったもんですよ。
今では「インターネット」なんて言う便利な物があります。
今回の「おかず」はこっち→「♬ ♪ ♫」の方です。
音楽をやっていない人(楽器演奏やバンド経験がない人という意味)でも、この「おかず」の意味は分かるのでしょうかね?
私の親友やこのブログを通じて知り合った方に音楽好きの方がいますが、その人達だったら直ぐに分かります。
ギターで言うと「リフ」になるのでしょうか。
要するにちょっとしたフレーズです。
私が住んでいるアパートは、朝8時になると、どこからか大音量で音楽が聞こえてきます。
演奏は全てデジタルの打ち込みです。
四拍子のバスドラ+ベースは1オクターブ低いのか?音程として認識することが出来ません。
ベースラインが無いんです。
「ドッ・ドッ・ドッ」しか聞こえてきません。
勿論、歌なんかありません。メロディーはキーボードで弾いているのですが、何とも拍子抜けする様な中華風です。
これは「魚文音楽」です。
↑幼馴染の「ヒカっち」しか分かりません。
子供の頃過ごした埼玉県の田舎に「魚文」と言うスーパーがあり、店内で流れていたBGMがインストルメンタルでした。
流行していた歌謡曲だったりするのですが、全て歌がないのです。
ギターやピアノで主旋律を演奏しています。
アパートから聞こえるこの中華風の曲は毎朝、聞こえてくるのですが、音楽を流している人は楽しいと思っているのだろうか?
単調な構成なので、「おかず」なんてありません。
ベトナムに住んで、4年半ほど経ちますが、私の中では黄金期と勝手に決めつけている80年代MTV全盛期のポップス、ロックが聞こえて来ることが殆どありません。
クリスマスにワムとマライヤ・キャリーを聞く程度です。
ベトナムの若者には是非、「この時代」の音楽を聞いて貰いたいですね。
今日もガーさんはいないので、片っ端からお気に入りの選曲で音楽を聞きまくっています。
Led Zeppelinを聞けばボンゾのバスドラに「おっ!」
TOTOを聞けば、Steve LukatherのカッティングやSteve Porcaroのハイハットに「おっ!」
全盛期のForeignerのちょっと歪んだ様なスネアも特徴があって好きです。
BEATLESの「Free as a Bird」と言う曲がありますが、スネアの音がリンゴとは違います。
聞いた瞬間プロデューサーが「ジェフ・リン」だと分かります。
ELOのスネアと同じ音色です。
音楽を聞き流すのも楽しいのですが、こうやって、各楽器のおかずや音色を聞き分けるのも大好きなのです。
・・・と色々な音楽を聞いているのですが、いつも最後に聞くのはMiles Davisの「Kind of Blue」なのです。
このアルバムだけが持っている、色や世界は別次元です。
録音は私が生まれる前の1959年(昭和34年)ですよ。凄いですね。